こんにちは。じゃっかんあるつです。
ピラミッド見たい。ナイル川行きたい。
わかります。めちゃくちゃわかります。
でも今のエジプト、
正直に言うと「ちょっと一回立ち止まった方がいいかも」という状況です。
理由はシンプルで、
生活インフラと経済のバランスが、静かに崩れ始めているから。
ニュースで大きく騒がれるタイプの危険ではないんですが、
旅行する側からするとじわじわ効いてくる系のしんどさがあります。
目次
背景:燃料と電気が普通じゃない値段になっている
まず押さえておきたいのがここ。
今のエジプト、エネルギー周りがかなりきついです。
・2026年3月、燃料価格が最大30%値上げ
・バスなどに使われるディーゼルも直撃 → 交通費に影響
・電気代も16〜20%上昇(2024年以降)
これ何が起きるかというと、
👉 移動コストが上がる
👉 物価が上がる
👉 国全体が節電モードに入る
という、旅行者にもダイレクトに影響する流れです。
街で起きていること:「暗い」「早く閉まる」が当たり前に
今のエジプト、夜の雰囲気がちょっと変わっています。
政府がかなり強めの節電ルールを入れていて、
・店は平日21時、週末でも22時まで
・モールやカフェも基本は同じ
・街灯は3分の1が消灯
・デジタル看板もオフ
つまり、
「夜の街がちゃんと暗い」
これ、観光地としては結構大きい変化です。
以前のような「にぎやかで安心感ある夜」とは違って、
ちょっと静かすぎる、少し不安を感じる空気があります。
さらに、
・政府系は日曜リモートワーク義務化
というレベルで、
国全体が「とにかくエネルギー使うな」モード。
計画停電のリアル:一番きついタイミングで来る
そしてこれ。
エジプトでは計画停電も続いています。
ただし「ずっと停電」ではなくて、
・昼〜夕方(11時〜17時)にローテーション
・1〜2時間程度
という形。
一見マシに見えるんですが、
一番暑い時間にピンポイントで来るのがポイント。
・観光から帰ってエアコンつかない
・シャワー中に電気落ちる
・カフェで急にWi-Fi切れる
みたいなことが普通に起きます。
しかもエリアごとにバラバラなので、
「隣は普通に営業してるのに自分のとこだけ停電」みたいなことも。
地味にストレスたまります。
旅行者が直面するリアルな不便
ここからが本題。
実際に旅行者にどう影響するかというと、こんな感じです。
① 移動が読めない(遅延・キャンセル)
今、燃料はかなり貴重です。
政府レベルで
・公用車の燃料30%カット
・大型プロジェクト停止
をやっているくらい。
その影響で、
・長距離バスが遅れる
・ツアーがキャンセルになる
というケースも出ています。
「予約してるから安心」が通用しにくい状況。
② 物価がじわじわじゃなく普通に上がってる
燃料の輸入コストは、
数ヶ月で12億ドル → 25億ドルに倍増。
当然その分は物価に乗ります。
現地では
・「また食料上がった」
・「生活がきつい」
という声も増えていて、
旅行者としても
・食事代が高く感じる
・サービスの質が安定しない
みたいな影響が出てきます。
③ 歓迎ムードが少し変わってきている
これちょっと繊細な話ですが大事なポイント。
現地の人たちは今、
エネルギー不足+物価高でかなり大変な状況です。
その中で観光客が来ると、
・外貨を持っている存在として見られる
・客引きが強くなる
という変化も起きやすい。
もちろん優しい人も多いですが、
以前よりも「余裕がない空気」は感じやすいかもしれません。
観光地だけは大丈夫?→実はそうでもない
一応、政府は
・ルクソール
・アスワン
・ハルガダ
などの主要観光地は節電ルールの例外にしています。
ただし問題はそこじゃなくて、
そこに行くまでのインフラです。
・鉄道
・道路
・国内線
このあたりが不安定になっているので、
たどり着くまでが普通に大変
という構図。
結論:今すぐ行くべきか?
結論はシンプルです。
・どうしても今行きたい → 覚悟して行く(快適さは期待しない)
・迷っている → 正直「待ち」がおすすめ
数ヶ月〜1年で状況が変わる可能性もあるので、
「ベストな状態で行きたい派」は少し待つのが無難です。
ちなみに:私ならどうするか
もし自分が今エジプト旅行を検討していたら、
たぶん一回保留します。
理由はシンプルで、
エジプトってコンディションが整っている時に行った方が満足度が段違いに高い国だから。
せっかく行くなら、
・ちゃんと移動できて
・ちゃんと涼めて
・ちゃんと観光に集中できる
状態で行きたい。
今はちょっと「旅」より「耐久寄り」になりそうです。
最後に
ピラミッドは、逃げません。
ナイル川も、そこにあります。
でも、
そこへ向かうための燃料、
街を照らす電気、
そして現地の人たちの心の余裕は、今ちょっと揺らいでいます。
だからこそ今は、
「行くかどうか」よりも
「いつ行くか」を大事にしてもいいタイミングだと思います。
