こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
ジョージア人はパンが大好き!
小さいパン屋さんが街のいたるところにあって
地元の人たちが行く食堂でも、白米の扱いでパンがついてくる。
丸裸でパンを手に歩いている人(この場合丸裸なのはパン)に遭遇することも多いし
ちょっとお腹を満たそう!と誘われて食べるのも、おかずパン。
ジョージアの人たちが食べているパンはどんなパンなのかご紹介!
(記事内の金額は1ラリ56円計算です)
※2022年3月30日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年5月31日に再度公開しました。
食パンのような存在「ショティ」
トネという釜の内側に貼り付けて焼く薄細長い「ショティ」というパンは
ジョージア人の食卓には欠かせないもの。
だいたい1本0.8ラリ〜1.5ラリくらいかな。(約45〜84円)
このショティをカットして
スープやおかずと一緒に食べます。
地元の食堂に行くとおじさま達が
左手にはショティ、右手にはフォークを持って
うまいことオーストリなんかをパクパク食べていて、見惚れてしまうw
このショティ、焼き立てがめちゃめちゃ美味しくて
こんなおっきなのに!
って最初は思うけど、あっちゅう間にペロリ。
ちょっとしょっぱ目のことが多いかなあ。
ジョージア人、味濃い目が好きだからかなあ。
ジョージア人みんな大好物「ハチャプリ」
ハチャプリは、生地の中にチーズが入っている、カロリーめちゃ高なパン。
地方によっていろいろなハチャプリがあって、
パン屋さんには必ずある、ジョージア人の大好物なパン。
Boltのドライバーとジョージア料理の話題の時は
ヒンカリとハチャプリが2大頻出単語となっています。
このインパクト大なのがアジャリアン地方のハチャプリで
まさにそのままアジャリアンハチャプリ。
くり抜いた真ん中の部分にチーズ、バター、卵という
贅の限りを尽くしたハチャプリ。
2年前に旅行できた時に食べて満腹になって以来
こちらに移住してからは実は1度も食べてないw
「Puri Guliani」
ちなみにドライブリッジのすぐ近くにあるこちらのお店は
アジャリアンハチャプリの人氣店らしく、ジャンジャン焼いてました。
焼き立て!
私のイチ押し「カルトピリ」
私たちはお米大好き一家だから、これまでそんなにパンを積極的には食べてこなかったのだけど
生地の中にじゃがいものペーストが入っているパンを知ってからというものの
こればっか食べてる。
その名も「カルトピリ」
カルトピリは日本語で「じゃがいも」っていう意味で
そのまんまのネーミングでございます。
毎度思うけど、ネーミングには全くのこだわりをみせない硬派なジョージア人。
お店によって値段はまちまちで、安いトコだと1ラリ切るものも。
0.8ラリとか(約45円)
お店によって味も違っているし、中には揚げているものも。
ピリッとペッパーが効いているタイプが好き!
これ1つでお昼は満足。
あとおかず系で有名なのは
・中に豆のペーストが入っている「ロビアニ」
・中にひき肉が入っている「クヴダリ」
・タラゴンの時期だけ食べられる春のパン「タルフニス クヴェゼリ」
こないだオジャフリが入ってるパンもあった!
オジャフリはジョージア語で「家族の」という意味で、
肉じゃが的に各家庭で味なんかが違ってくる家庭料理🍖
よく焼きの豚肉か牛肉とポテトという構成で味付けもシンプル。
ジョージアはお肉もじゃがいもメチャ旨だから、もちろんパンに入っていても美味しい!
甘パンの代表格「カダ」
だいたいどこのパン屋さんにもあるカダ。
見た目がドシンプルで、最初食べるまではあんなにかたいとは思わなかったw
ほんのり甘い感じとかたさがクセになっちゃうパンで
紅茶にめちゃ合う!
我が家のおすすめ甘パン「ポンチキ」
ポンチキは揚げパンの中にクリームが入っているパンで
サムゴリの市場で最初に見つけた時はたまたま出来立てだったもんだから
すごーーく美味しくて。
家に戻って調べてみるとポンチキはポーランド発祥らしく。
ポーランドでは「ポンチキの日」なるものがあって
その日は1人で数個〜数十個食べるんだって。
その日の夕方から翌日にかけてのあいさつは
「ポンチキを何個食べましたか?」
で始まるポンチキの話になるっていう、なんて可愛い国なのポーランド。
我が家が大好きなポンチキ。
新しい家族の名前も晴れてポンチキに。
ジョージア人に言うと、たいがい爆笑ww
私たちの大好きなパン屋さん
引越し先でたまたまパンを買ったら
わっシナモンロールある!
ってまずファーストコンタクトからビックリで。
街なかにあるパン屋さんって、甘系があんまりなくない?
あってもフワフワのパンとかあんまりなくない?
それがそのパン屋さんは驚くなかれ
チョコクロワッサンもシナモンロールもジャムパンもある!
ジャムパンを食べた時の衝撃と言ったら。
まだほんのりあったかくて、中に入ってるジャムは
酸味があって甘味もスッキリ
これはジョージア人のなくてはならないケマリでは!?
季節によってジャムが変わるのでは!?
と、やたら妄想列車が暴走しちゃって。
どのパンもクオリティが高くて甘すぎず
見た目も美しい!!
しかもそのパン屋さんの女性がとーーーっても優しくて
パンの名前も何回も教えてくれたり
私たちが全部復唱するもんだから、料金もおつりも、ジョージア語で丁寧に教えてくれる。
もっとジョージア語で話したい!
欲求が高まるお店でございます。(大事)
Google Mapにも載っていない、こういうお店を見つけるのが
このジョージアの醍醐味だったりするよね。