こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
ちょうど1年前にノマド的に滞在できるビザや一時滞在許可証がある国を
まとめたことがあって
その頃よりもだいぶ増えてきているのでまとめ直しました。
今回は古い情報も刷新して、全部で28カ国・地域。
ここからもっと増えていくんじゃないかな。
このサイトの更新状況
コロンビア追加(2022.9.21)
台湾追加(2022.9.21)
ポルトガルのデジタルノマドビザ追加(2022.10.11)
アルゼンチン追加(2023.5.30)
ナミビア追加(2023.9.8)
韓国追加(2023.12.30)
イタリア追加(2024.4.9)
タイ追加(2024.8.4)
※2021年11月26日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年8月5日に再度公開しました。
さあいってみよー!
目次
- ①生活コストが低い!ワイン発祥の地「ジョージア🇬🇪」
- ②意外と収入要件が高い「クロアチア🇭🇷」
- ③デジタル国家に住んでみる「エストニア🇪🇪」
- ④ノマドには2つの選択肢がある「ポルトガル🇵🇹」
- ⑤永住権にも繋がるビザ「スペイン🇪🇸」
- ⑥デジタルノマドの理想的な滞在先「ギリシャ🇬🇷」
- ⑦英語が公用語の「マルタ🇲🇹」の滞在許可証
- ⑧2022年開始!地中海のリゾート「キプロス🇨🇾」
- ⑨EU加盟申請をしているおもしろ国家「アルバニア🇦🇱」
- ⑩収入要件のハードルが低い「ルーマニア🇷🇴」
- ⑪フリーランサービザ「チェコ共和国🇨🇿
- ⑫永住権にも繋がる一時滞在許可「モンテネグロ🇲🇪」
- ⑬特別観光ビザで長期滞在「タイ🇹🇭」
- ⑭観光ビザで最大270日滞在「スリランカ🇱🇰」
- ⑮滞在中の所得税が免除「コスタリカ🇨🇷」
- ⑯リゾートアイランドでノマド「バルバドス🇧🇧」
- ⑰海外セレブが集うアイランド「バミューダ🇧🇲」
- ⑱180日を超えて滞在したい人向け「メキシコ🇲🇽」
- ⑲リモートワーカー向けプログラム「ドバイ」
- ⑳インド洋に浮かぶ自然豊かな島国「モーリシャス🇲🇺」
- ㉑家族連れもOK!最大2年間滞在できるプログラムが始まる「マレーシア🇲🇾」
- ㉒一時滞在ビザは最長2年滞在可能「ブラジル🇧🇷」
- ㉓収入要件が低いのが魅力!最長2年滞在可能「コロンビア🇨🇴」
- ㉔専門的なスキルが要求されるが永住権に繋がるゴールデンカード「台湾🇹🇼」
- ㉕滞在期間が180日と短めな「アルゼンチン🇦🇷」
- ㉖アフリカでノマド!家族連れもOK、英語圏の「ナミビア🇳🇦」
- ㉗韓国🇰🇷のノマドビザは収入要件がとんでもなく高い!
- ㉘イタリア🇮🇹のノマドビザの収入要件は意外と高くない
- ㉙タイ🇹🇭今さらながらな氣がするけど好条件のノマドビザ
- 準備中の国
- 対象からはずれた国
①生活コストが低い!ワイン発祥の地「ジョージア🇬🇪」
まずはジョージア。
このサイトでいろいろ紹介しているとおり、ジョージア面白い国です。
ジョージア移住に興味あるし、面白そうな国だけど一度も行ったことないからな〜。
という友人もいて。
移住するなら一度下見に行きたいっていう氣持ち、とーってもよくわかります。
特にご家族で考えている場合。
でも最近日本人がとっても増えていて、子連れのご家族もちらほら。
子どもが一緒の場合、一番氣がかりなのが
幼稚園や学校ですよね。
我が家は現地のWaldorf schoolに通っていますが
インターナショナルスクールに通っているコや現地の公立学校に通っているコもいます。
ノービザで1年間滞在できるのは
世界でジョージアのみ!
②意外と収入要件が高い「クロアチア🇭🇷」
クロアチアでも去年ノマド向けビザがスタートしました。
EUの中でも物価が安く、あったかくて過ごしやすい自然が美しい国。
下記のどちらか
・月額約2,560ドル(約367,000円) ※2022年9月現在
・年間約$30,720 (約4,410,000円)
最長1年間滞在できます。
③デジタル国家に住んでみる「エストニア🇪🇪」
デジタル国家だけあって、ビザの名前も「Digital nomad visa」
エストニアで働きながら最長1年間住むことができます。
タリンの街並みとかステキなんだよね〜
ああいう環境で働くこと想像したらちょっとアガるな。
エストニアは家賃や通信費は日本と比べると安くて
外食費が結構かかるそう。
自炊生活ならそこまで大変じゃないのかも。
こちらも申請はシンプルですが
ある程度の稼ぎがあることが条件このビザ。
・月々の収入が3,504ユーロ(税引き後)以上必要(約43万円)*123円/ユーロ計算
④ノマドには2つの選択肢がある「ポルトガル🇵🇹」
ポルトガルの「D7」ビザ
このビザが通った後、現地に到着してから滞在許可を申請するのがちょっとハードル高いけど
永住権にも繋がるビザです。
ポルトガルの首都のリスボンは家賃が高めだけど、他にもステキな街があるから
いろいろ探してみるのも楽しそー。
収入要件が低めなのも嬉しい。(とはいえ、多い方が通りやすいようです)
・700ユーロ/月以上の収入(9万円弱)*123円/ユーロ計算
・保険に加入していること
ポルトガルのデジタルノマドビザ
2022年10月30日から始まるデジタルノマドビザ。
収入要件がD7ビザよりダントツに高くて
このビザの魅力って?と思うのですが
いろいろな国に滞在したいというノマド向けなのかもしれません。
https://cosmicalz.com/portugalnomadvisa
⑤永住権にも繋がるビザ「スペイン🇪🇸」
スペインの「The Non-Lucrative Visa」
こちらも永住権に繋がるビザです。
1年間滞在できて延長が可能。
スペインもとーってもステキな国だから、
ある程度ノマドで生活できている人にはおすすめだな〜
ただ、スペインの公的な機関は、膨大な書類が必要なことで知られています。
こちらのVisaももれなく、だと思うので、
移民弁護士さんの力を借りるのもおすすめです。
⑥デジタルノマドの理想的な滞在先「ギリシャ🇬🇷」
2021年9月にスタートしたギリシャのデジタルノマドビザ。
家族が同伴できるのは魅力ですが
増えるごとに収入の要件もあがるという。
少なくとも3,500€/月の収入が必要で
配偶者または同居人がいる場合、月額は20%、子ども1人につき15%増額されます。
⑦英語が公用語の「マルタ🇲🇹」の滞在許可証
地中海の宝石として称賛されているマルタ。
イタリアのさらに南の地中海に浮かぶ島です。
多くの外国人が住んでいることもあり、デジタルノマド向けの環境が整っています。
この滞在許可証があれば、最長1年まで選択することができ、
毎年更新することもできます。
月収が2,700ユーロ(税抜き:約350,000円)以上あること
という要件がちょっとハードル高めかな。
ただ、滞在許可証の申請に配偶者と未成年の子どもを含めることができます。
素敵なことにマルタは同性間の結婚を認めているので、
同性のパートナーがいる場合、一緒に申請することができます。
⑧2022年開始!地中海のリゾート「キプロス🇨🇾」
2022年に開始した、キプロスのデジタルノマドビザ。
少し所得要件のハードルが高めですが、家族も同伴できます。
収入要件:月額3.500ユーロ(約451,500円)
(配偶者がいる場合は20%、子どもごとに15%増加する)
ただし、利用可能なビザ数が限られていて
当初は100だったものが現在は500に増えたとのこと。
実際行ってみましたが、氣候よし、食べ物よし、治安良しとなかなか住み心地が良さそうな国です。
⑨EU加盟申請をしているおもしろ国家「アルバニア🇦🇱」
アルバニアは、ギリシャの北側に位置する「ヨーロッパ唯一のイスラム国家」。
とはいえ、共産主義時代に「無神国家」政策が推し進められたから、
7割がイスラム教とはいえとてもユルいそうで
お酒もめちゃ飲むんだって。
2014年、EU加盟候補国のひとつとなったアルバニア。
2020年には加盟交渉開始を承認されました。
アルバニアのデジタルノマドビザは、
1年間の許可証を申請し、2年目の延長、5年目の延長、
そして最終的には永住権の取得を申請することができます。
⑩収入要件のハードルが低い「ルーマニア🇷🇴」
生活費が安く高速インターネットが広く利用できるため、
デジタルノマド民の間ですでに人気のあるルーマニア。
ノマドビザがスタートするまでは収入要件が低いと言われていたのですが
2021年12月に実際始まってみると
収入要件は月額€3,600とハードル高め。
1年滞在でき、さらに1年延長が可能です。
⑪フリーランサービザ「チェコ共和国🇨🇿
チェコ共和国のフリーランサービザ「Zivno」
こちら有効期限は1年で延長も可能。
要件の中の
「チェコ共和国に関連する実際の事業計画があることを証明する必要がある」
ってのがちょっとハードル高いよね。
少なくとも1年間の宿泊施設を手配したことの証明(家主が署名)も必要です。
⑫永住権にも繋がる一時滞在許可「モンテネグロ🇲🇪」
バルカン半島にある小さい国の1つであるモンテネグロ。
アドリア海を臨む風光明媚なリゾート地として知られています。
こちらの一時滞在許可は、最大1年間モンテネグロに滞在することができます。
その後延長も可能で永住権にも繋がるものになります。
外国人が一時滞在許可を申請する最も一般的な方法の1つは、
モンテネグロで会社を設立すること。
えええ大変そう!と思いきや、プロセスはシンプル。
とはいえ全ての手続きがモンテネグロ語で行われるので、
専門の代理店やコンサルタントに手続きを手伝ってもらうのが現実的かもしれません。
モンテネグロはEUへの加盟交渉を既に進めていて、
2025年にも加盟できる可能性があるとされています。
⑬特別観光ビザで長期滞在「タイ🇹🇭」
「Special Tourist Visa」
特別観光ビザで最長270日間滞在が可能です。
このビザ、コロナの低リスク国に限定されていましたが
10月からそれも撤廃。
すべての国・地域が対象となっています。
名前の通り観光ビザなので、収入要件などはナシ。
必要書類が結構あります。
⑭観光ビザで最大270日滞在「スリランカ🇱🇰」
有料にはなるけど、270日滞在できるっていうのは魅力!
ワクチン未接種の場合は入国後7日間の隔離あり
⑮滞在中の所得税が免除「コスタリカ🇨🇷」
近々デジタルノマド用のビザが始まる予定のコスタリカ。
最大2年間滞在できて、滞在中の所得税は免除と
ノマド民には好条件。
ただし、最低所得要件が他の国と比べて高いです。
月額$3000(約330,000円)の収入を証明すること(家族と一緒に旅行する場合は5,000ドル以上)
⑯リゾートアイランドでノマド「バルバドス🇧🇧」
カリブ海のバルバドスに最長1年間滞在できるビザ。
「12 Month Barbados Welcome Stamp」
このビザ、申請に21万円かかるというビックリ価格なのです。
しかも収入要件もお高め。
お金はあるから海の近くに住みたいって人向け?
・最低でも年間50,000ドルの収入が必要(520万円)*104円/ドル計算
⑰海外セレブが集うアイランド「バミューダ🇧🇲」
「Work From Bermuda」というビザ。
最長1年間滞在が可能です。(延長できるケースもあり)
バミューダはイギリスの海外領。
世界一物価が高い国と呼ばれているバミューダだけど、リゾートアイランド氣分は存分に味わえるはず。
申請から承認まで5営業日と、かなりスピーディー。
・必要な旅行保険に加入していること。
・必要な収入額は不明
⑱180日を超えて滞在したい人向け「メキシコ🇲🇽」
メキシコの一時滞在ビザ「Temporary Resident Visa」は最長4年間滞在できます。
メキシコは観光ビザで180日間滞在できるし、一度国外に出ればもう一度180日間スタート!
ってできる国だけど、永住権に繋がるビザになるから、
メキシコが氣にいって長く滞在したいっていう人にはおすすめです。
要件は以下のどちらか
・銀行全体の残高が27,000米ドル(約280万円)
・月収が1,620米ドル(約17万円弱)を超えていること
⑲リモートワーカー向けプログラム「ドバイ」
アラブ首長国連邦の中の首長国の1つドバイで発表されたリモートワーカー向けプログラム
「one-year virtual working programme」
ドバイは所得税がかかりません。
法人税も存在しているけど徴収されないらしいし、相続税なんかもかからない国。
消費税は2018年にスタートしました。
このプログラム、申請自体は難しくなさそうだけど
・月に少なくとも5000ドル(約52万円)の収入があること。
っていう要件がハードル高め。
⑳インド洋に浮かぶ自然豊かな島国「モーリシャス🇲🇺」
モーリシャスの「premium travel visa」
1年間有効のプレミアムトラベルビザです。
更新も可能。
要件は
・モーリシャスでの滞在費用または雇用契約を満たすための資金の証明
・長期滞在計画の証明(宿泊施設の予約など)
オンライン申請で平日は48時間以内に承認されるというかなりのスピード感。
到着日、到着後7日目と14日目にPCR検査が必要で
さらに14日間の隔離があるから結構がっちし。
㉑家族連れもOK!最大2年間滞在できるプログラムが始まる「マレーシア🇲🇾」
マレーシアでもデジタルノマド向けのプログラムが
2022年10月1日から始まります!
「DE Rantau」というもので
3ヶ月〜1年有効。さらに12ヶ月の延長も可能です。
配偶者や子どもも同伴できるので、家族でプチ移住も楽しめちゃう!
要件は
・年間の収入が24,000ドル以上。(約3,465,000円)
※2022年9月13日現在
㉒一時滞在ビザは最長2年滞在可能「ブラジル🇧🇷」
こちらはノマドビザという名称ではなく
一時滞在ビザ。
比較的収入要件が低めに設定されています。
・毎月1,500ドル(約195,000円)以上の収入証明書
・18,000ドル(約2,340,000円)の資金を証明する銀行残高証明書
のどちらか。
㉓収入要件が低いのが魅力!最長2年滞在可能「コロンビア🇨🇴」
2022年10月から始まる予定のコロンビアノマドビザ 。
なんといっても収入要件が低いのが魅力。
月額684ドル以上あればOK
日本円にして約98,000円ほど。
詳細は今後発表予定ですが、最長2年間のビザです。
㉔専門的なスキルが要求されるが永住権に繋がるゴールデンカード「台湾🇹🇼」
台湾にはデジタルノマドを対象にしたビザやプログラムはありませんが
該当すれば最長3年間滞在が可能で
なんと永住権にも繋がるというプログラムが始まっています。
とてもハードルが高めですが、専門のスキルを持った人にとって魅力的なプログラム!
㉕滞在期間が180日と短めな「アルゼンチン🇦🇷」
2022年5月から始まった、アルゼンチンのノマドビザ。
保険加入のことや収入要件がないのでは!?
と比較的簡単な感じです。
ただし、滞在期間が180日と、一度延長できるとはいえ短め。
㉖アフリカでノマド!家族連れもOK、英語圏の「ナミビア🇳🇦」
ナミビアってどこ!?
って方が多いかもですが、南アフリカの北側にある国です。
英語圏であったり、日本と比較すると物価も割安だったり(円安の今や怪しいですが)
最長1年間、家族と一緒に滞在することができます。
㉗韓国🇰🇷のノマドビザは収入要件がとんでもなく高い!
2024年が明けるとともにデジタルノマドビザが開始する韓国。
おー韓国も!
と思って要件を見てみたら
収入要件が高くてビックリ。
(日本円にして年収9,287,900円以上)
家族を同伴することも可能です。
㉘イタリア🇮🇹のノマドビザの収入要件は意外と高くない
待望のイタリアノマドビザが2024年4月からスタート。
収入要件が年間28,000ユーロ(4,616,732円) ※164.88円/ユーロ2024年4月現在
と他の国に比べると割と高くないです。
家族も同伴できるビザになるので
美味しいもの天国のイタリアで働きながら暮らすのもいいですねー。
㉙タイ🇹🇭今さらながらな氣がするけど好条件のノマドビザ
これまでタイに長い期間滞在しようとすると
エリートビザが一般的でしたが
ビザ代が高額でした。
2024年7月に始まったノマドビザ「DTV」は要件が緩くて
めちゃめちゃおすすめ!
家族分も申請できちゃうので、夢の2拠点生活が実現できるかも。
準備中の国
デジタルノマドビザを導入するにあたって、法律などの整備を進めている国がいくつかあります。
南アフリカ
2022年4月にデジタルノマドビザの導入を発表した南アフリカ。
まだ詳細は発表されていません。
ラトビア
2022年2月にデジタルノマドビザの草案を承認したラトビア。
まだ詳細は発表されていません。
セルビア
現在取り組み中。
対象からはずれた国
ケイマン諸島
調べ始めた途端、サイトを閉じましたよ、私。
最低年間$100,000の収入(日本円で1千万超え)が必要なのですー。
アンティグア・バーブーダ
カリブ海に浮かぶ小さな島国。
2年間滞在できるノマド向けビザです。
高級なリゾート地な反面、エネルギーに乏しい国で頻繁に停電があるとのこと。