こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
イタリアがノマドビザを導入するための法律を整備し始めた
と聞いてから2年。
ついに!
2024年4月にイタリアのデジタルノマドビザが開始しました。
目次
イタリアのデジタルノマドビザはいつから?
2024年4月5日より申請が可能となっています。
【イタリアのデジタルノマドビザ】概要
イタリアのデジタルノマドビザは、当初、最大1年間有効です。
フリーランサー、自営業のデジタルノマド、会社から給与を支給されているリモート従業員の両方を対象としているビザです。
【イタリアのデジタルノマドビザ】要件は?
技能・学歴
・申請者は、認定された教育機関で大学・短大の学位(最低3年以上)を取得している必要があります。
または
・または認定された専門資格を有していることを証明する必要があります。
実務経験
申請者は、リモートワークで働く予定の業界で少なくとも6ヶ月の実務経験があることを証明する必要があります。
労働契約
イタリア領事館は、高度なスキルに関するフリーランサーとそのクライアントとの間の契約、その他の証拠の提出を求める可能性があります。
犯罪歴に関する宣誓供述書
・リモートワーカーは、過去5年以内に特定の移民犯罪で有罪判決を受けていないことを示す雇用主の署名入りの宣誓供述書をイタリア領事館に提出しなければなりません。
・領事館によっては申請者の身元調査も求める可能性があります。
年収
申請者は28,000ユーロ以上の年収があることを証明しなければならなりません。
28,000ユーロ=4,616,732円(164.88円/ユーロ2024年4月現在)
(領事館によっては、より高い金額を求められる場合があります。)
住居
申請者は、イタリアでの滞在先を証明する書類を提出しなければなりません。
例:不動産購入契約書、不動産贈与譲渡書、終身権(usufrutto)、またはイタリア国内での住居の証明書を提出することができます。
健康保険
医療保険またはイタリア国民健康保険(年間2,000ユーロ)に加入し、滞在期間中の治療や入院をカバーしていることを証明する必要があります。
民間の医療保険は通常、年間350~700ユーロです。
【イタリアのデジタルノマドビザ】家族も一緒に申請できる?
イタリアのノマドビザは家族を同伴することができます
【イタリアのデジタルノマドビザ】申請方法
イタリアのデジタルノマド ビザは、自国の領事館または大使館を通じて直接申請できます。
・ビザ申請用紙が完成したら、イタリア領事館のビザ担当官の前で署名する必要があるため、署名しないこと
・ただし、一部のイタリア領事館では、米国公証人の面前で申請書に署名した後、郵送(通常はUSPSのみ)での提出を受け付けている場合があります。
・ビザ申請料金 1人につき116ユーロ
・書類に不備がなければ、30日から90日以内にビザが発給されます。
・ビザ申請からビザ発給までの全過程において、申請者のパスポートは領事館に預けなければなりません
・ビザの申請には最低4~5ヶ月の期間が必要です(この期間には領事館からビザが許可されたかどうかの返答が来るまでの3ヶ月が含まれます)。
【イタリアのデジタルノマドビザ】イタリアに到着後
滞在許可証(permesso di soggiorno
イタリア到着後8日以内(ビザの有効期限内)に滞在許可証(”Permesso di Soggiorno”)を申請する必要があります
住民登録
入国登録が完了し、滞在許可を取得した後、居住するイタリアの市町村に Italian registered resident(イタリア住民登録)の申請を行うことができます。
まとめ
2024年4月にスタートしたイタリアのデジタルノマドビザ。
収入要件が思ったほど高くないので、要件に該当するのノマドの方は
1年間イタリアの滞在を楽しむことができますよ!