こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
旅に出ると「食べ物」「景色」だけじゃなくて、
「トイレ文化」にもびっくりさせられることがありますよね。
最近台湾を旅したとき、フィリピンに引き続き
「使用済みトイレットペーパーは流せない」国で
あーフィリピンでこれが地味にストレスだったなあと思い出したので
世界のトイレットペーパー流せるかどうか事情をシェア!
目次
世界は2つに分かれる?「流せる国」と「流せない国」
世界のトイレ文化は大きく2タイプに分かれます:
紙をトイレに流せる国(=配管・水圧がしっかりしてる)
紙をゴミ箱に捨てる国(=詰まり防止や習慣の問題)
国によっては「場所による」「施設による」ケースもあるけれど、
おおまかな傾向はけっこうはっきりしてます。
流せない国の代表例と理由
フィリピン
紙を流すと詰まりやすい配管のため、使用後はゴミ箱へ。
さらに一部では、水をバケツで流す“手動式トイレ”も健在。
台湾
台北など都会の新しい施設では流せるトイレもありますが、
ローカルな飲食店や古い施設では「紙はゴミ箱に」が一般的。
台北、台中の3つ星ホテルでも
紙はゴミ箱へ、スタイルでした。
メキシコや中南米諸国
「紙=ゴミ箱へ」が基本ルール。
大きく「流すと詰まる!」という警告がある場所も。
ギリシャ・トルコ
歴史的な建物や古い配管の関係で、紙を流せないトイレが多い。
都市部でも“ゴミ箱ルール”が根付いている。
その他
インドネシア、中国、トルコ、ベトナムも基本流せないことが多い。
流せる国の代表例と特徴
日本
高水圧・太い配管・高性能トイレットペーパーの三拍子。
“紙を流す”ことが完全に前提になっている珍しい国。
シンガポール
公共施設は清潔で整備されており、紙を流せるのが一般的。
清潔意識も高い。
ドイツ・北欧諸国
上下水道のインフラが整っていて、紙を流しても問題ない国が多い。
ジョージア
私たち家族が暮らしていたジョージアも実は流せる国。
断水や停電は時々あるけれど
流せるのは助かる◎
韓国(都市部)
最近は紙を流せる施設が増加中。
ただし地方では「ゴミ箱ルール」がまだ残っている場所も。
その他の国
カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドは
基本流せるけれど、施設によって異なるので注意。
国によって違う!紙の代わりに使うもの文化あれこれ
紙じゃない!? と思うかもしれませんが、
世界には「手+水」のスタイルが主流の地域もたくさんあります。
・インドやインドネシア → ウォータージェットで洗浄
・中東諸国 → 手洗い用の小さな水差し(ロタ)
・タイやフィリピン → 「お尻用シャワー」あり
このあたり、初めて見るとびっくりしますが、慣れると意外と快適かも…?
まとめ:トイレから見えるインフラと文化の違い
旅に出て気づく「紙を流せるかどうか」という違い。
それは単なるマナーの違いではなく、
その国のインフラ整備・生活習慣・衛生観念にまでつながっているんですよね。
日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではない。
たかがトイレ、されどトイレ――そこには“暮らしのリアル”が詰まっていました。
「紙はゴミ箱に」の貼り紙に驚きつつも、その背景を知るとちょっと面白い。
そして帰国後、「やっぱり日本のトイレって快適すぎる…!」と心から感じるのでした。