こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
以前クロアチアのノマドビザについて書きました。
クロアチア、最近ますます注目されています。
というのも、ポルトガルのノマドビザが人氣なのですが
ポルトガルは物件を見つけるのが困難で、
ノマドビザ取得のプロセスがなかなか進まない現状らしく
クロアチアに流れてきている模様。
そのクロアチアのノマドビザ
エストニアや中米の島国などよりも要件が緩いのですが
とはいえ、収入要件が月に 2,560ドル(約345,000円)以上と
ノマドの中でも、このくらい稼げているのは一部の人じゃないかと。
もっとノマド初心者でも海外で暮らしてみたい
ノマドじゃなくても、海外にお試しで暮らしたい
といった時に、クロアチアはおすすめなのです。
なぜなら、ノマドビザ以外にもっと簡単に1年間滞在できる方法があるから。
割と簡単な方法でクロアチアの居住許可を取得することができるのです。
クロアチアに住むには
クロアチアでは、観光などの短期滞在目的で90日以内の滞在であれば
ビザが必要ありません。
住む、暮らすとなると
何かしらのビザが必要になります。
①クロアチアの学校に通う(学生ビザ)
②クロアチアの企業などに勤める(労働ビザ)
③クロアチア人と結婚する(配偶者ビザ)
これらは限られた人向けのビザで、選択肢が少ない中登場したのが
「ノマドビザ」
クロアチアに住みながらノマド的に働くことができる滞在許可証をゲットできるもので
収入要件があるものの、クロアチアに住む選択肢の1つとして画期的なものでした。
でももっと氣楽に暮らせたらいいよねー
っていう声に応えるかのようなものが存在したのです。
それが「前払い家賃滞在許可」
前払い家賃滞在許可とは
クロアチアの物件の家賃を1年間前払いすることによって
1年間滞在できる許可です。
以下のような制限があるものの、ノマドビザよりもはるかにハードルが低いです。
・期間は1年間だけ
・延長は不可
(前回の許可の有効期限が切れてから 6か月と1日が経過するまでは、この許可を再度申請することはできない)
・クロアチアの会社で働くことができない
・許可期間が終了したら90日間出国しなければならない
・個人の申請になるので、配偶者や子どもの分を一緒に申請はできない
・永住権や市民権にはつながらない
家族の滞在には向きません。
その点、ノマドビザは家族の分も一緒に申請できます。
前払い家賃滞在許可の申請に必要なもの
①申請書
②有効なパスポート(滞在予定の有効期間より3か月長い必要がある)
③無犯罪証明書
④有効な民間健康保険証書
⑤前払い家賃があることを証明するもの(賃貸契約書はクロアチア語で書かれ、公証されていること)
⑥自活するのに十分な資金の証明
⑦パスポート写真 30×35mm
前払い家賃滞在許可の申請方法
①クロアチア国内で居住予定の管轄区域の警察(Ministarstvo unutarnjih poslova、別名「MUP」)で申請する。
②申請書や必要書類を用意する
③申請書を提出する
④料金を支払い、写真を提出する
⑤在留カードを受け取る
費用
生体認証滞在許可証の準備費用は 31,85 ユーロ(約4,700円)
迅速な手続きの場合は 59,73 ユーロ(約8,800円)
許可が下りるまでの期間
少なくとも2ヶ月はかかる
まとめ
クロアチアはEU加盟国でもあり、英語も通じる、海もあって料理も美味しい
ヨーロッパよりも物価が安い
などなど魅力的な国で、今後滞在を希望する人が増えていく予感。
この「前払い家賃滞在許可」でクロアチア暮らしを楽しんでみては!?