【海外ノマド】マルタのデジタルノマドビザ（Malta Nomad Residence Permit）を徹底解明！

こんにちは！じゃっかんあるつ（@cosmicalz）です。

今回のデジタルノマド向けのビザは「マルタ」。

マルタはヨーロッパの中でも公用語が英語ということもあって、語学留学などでも人氣ですよね。

イタリアに占領されていた時代もあるから、イタリア語を話す人も割といるんだとか。

そんなマルタ、最近デジタルノマドのための滞在許可証を発行しました。
題名ではわかりやすいようにデジタルノマドビザと書いてますが、
ビザではなく許可証です。

多くの外国人が住んでいることもあり、デジタルノマド向けの環境が整っているようです。
この許可証があれば、マルタに移住してリモートワークを続けることができます。

そのマルタの滞在許可証「Malta Nomad Residence Permit」について徹底解明！

※2021年10月8日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2022年8月16日に再度公開しました。

地中海の宝石として称賛されているマルタは、中央アフリカと南ヨーロッパの間にあって
1年中温暖な氣候の美しい島です。

大きさは東京23区の半分くらいの大きさ。

日本からだと直行便はなくて、ヨーロッパで乗り換えとなります。

行けます

2022年7月25日以降、マルタへの入国制限が解除されました。
「ワクチン接種証明書アプリ」、「回復証明書」、「PCR検査陰性証明書」は不要。

この許可証は、リモートで仕事をしている人が6ヶ月間、マルタに滞在することができるものです。
最長1年まで選択することができ、毎年更新することもできます。

・月収が2,700ユーロ（税抜き：約350,000円）以上あること

・マルタ以外の国の雇用主と労働契約を結んでいる。または自身がマルタ以外で会社を経営している。

・マルタでのリスクをカバーする健康保険に加入している

・賃貸契約書または購入契約書を提示できること（まだマルタに居住していない場合は、申請書が承認された後に提出することができる）

マルタでは、滞在許可証の申請に配偶者と未成年の子どもを含めることができます。
また、マルタは同性間の結婚を認めています。そのため、同性のパートナーがいる場合、その方も許可証に含めて申請することができます。

申請料は300ユーロ（約38,500円）。
扶養家族を追加する場合は、1人につき300ユーロの追加料金を支払うこと。

まず、申請書に必要な書類を添付して、Residency Malta Agencyに提出する必要があります。

・滞在期間を指定する（91日から180日 or 181日から365日のいずれか）

・マルタに180日までの滞在を予定している場合は、ナショナルビザが発行される。365日以上の滞在を予定している場合は、滞在許可証が発行される。

マルタのデジタルノマドビザの申請手続きは簡単で、短時間で完了します。
一般的に、許可が下りるまでに30日ほどかかります。

・パスポートの各ページのコピー（空白ページを含む）

・会社に雇用されている場合：雇用契約書や納税証明書など、遠隔地でも業務が遂行できることを証明する書類

・自分の会社を持っている場合：会社設立証明書、定款、株式登記簿、法人登記簿いずれか

・過去3ヶ月間の収入源が記載された銀行の証明書

・マルタでの賃貸または購入契約書。（まだマルタに居住していない場合は、申請書が承認された後に提出することができる）

・国内/海外の健康保険証書。（まだマルタに居住していない場合は、申請書が承認された後に行うこともできる）

・健康保険でカバーされない費用を負担する旨の健康宣言書への署名

・配偶者を追加する場合は、婚姻証明書。（アポスティーユされていること）

・家族を追加する場合は、家族の出生証明書を追加。（アポスティーユされていること）

・18歳以上の扶養家族を追加する場合は、扶養家族の宣誓書を追加すること

申請が承認されると、承認メールが届きます。

所得税は課税されません。
ただし、すべてのマルタ居住者と同様に、消費税は課税されます。