こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
パンをおかずにパンを食べているパンの国ジョージアで
日本から移住した友達家族が
無謀にもパン屋をオープンしたのが
2023年7月。

あれから2年近くが経とうとしています。
トビリシのパン屋「Pancholi-na」の現在は‥
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地元で愛されるお店に♡
あーーーーよかったーーーー
だって彼ら、小さい子どもを3人連れた5人家族だし
移住をけしかけた立場だったりしたもんだから
(絶対ジョージアが合うっていう根拠のない自信だけはあったw)
本当に嬉しい
もともと彼らのつくるパンもスイーツも
本当に美味しくて
一度食べたらきっと好きになってくれるハズっていう確信はあったけど
なんせジョージア人は食に対しては
絶望的なくらいに保守的

何百年もハチャプリとロビオがあればいい!
って暮らしてきた人たちが
(ただの私の妄想だけど、遠からずだと思うw)
急に甘く似た豆が入っているあんぱんを
美味しい!ってなるハズもなく
(ジョージア人は甘くない豆の入ったロビオというパンが大好き)

竹炭を使った黒いパンは
ただただ怖いだけで
そういう意味でも
パンの国で日本人がパン屋をやるってことに
周りは相当心配していたし
やっっっっと見つけた物件も
駅に近いわけでもなく
わざわざじゃないと行かないエリア
2年前のオープン当初
7月オープンで夏真っ盛り、しかも日中の暑さが厳しいエリアとあって
人が全然歩いてない‥
よってお客さんまったく来ない‥
っていう日が何日も続いたよなあ
ジョージアでは夢のような
コロッケパンを作っても
反応がまったくなかったり
その当時は在住日本人も旅行で来てる日本人も
そんなにいなかったからっていうのもあったよねええ
(今もそこまで日本人多くないけど)
よく堪えたよ、ホント。
もともと愛され家族だったパンチョリ一家
国が変わったってそれは変わらずで
地元ジョージア人、ロシア人、トルコ人、インド人などなど
いろんな国の人から愛される店となっています。

とーっても可愛らしいお店で
全部パンチョリ一家の手づくり。

子どもたちも壁塗りがんばりました
その可愛らしさも人気の1つで
店内でインスタ用?の写真を撮ったりする人も多いの
そして今年の春先に誰かのTikTokでバズって
毎日sold out
店の外まで人の列が続くことも
小さなお店に所狭しと何組もの外国人が
大人気のカレーパンやあんぱん、ドーナツなんかを食べたり
抹茶ラテやほうじ茶を飲んだりしている光景は
2年前誰が想像できただろうか泣
当時3歳で日本から移住した末っ子も
6歳になって、去年の秋から地元の小学校に入学
近所のジョージア人たちと口喧嘩もするし
(私が聞いていてももう何を言っているかわからない)
喉でポコっと鳴らす、難しいジョージア語の発音も完璧で
子どもたちも相当たくましい!
異国の地でお店を経営するって
どの国でも相当大変だと思う
住むだけだって大変なこと多いのにね
彼らも営業中に断水があったり
買い出しは車がないからバスで市場にいって
グルグル見て回って新しい発見があったと思ったら
使っていた材料が急になくなってたり
順風満帆なんてことはいつになってもやって来そうにないけれど
彼らはきっとそれがやりたくてジョージアにいるし
懐が深いジョージアと相思相愛なのです
日本以外の国の人たちにも美味しいって味わってもらえてる
ってホントすごくない!?
ジョージアへ旅行で行くことがあれば
ぜひパンチョリーナを訪ねてみてください
彼ら、とても喜ぶと思います。
Pancholi-na
住所:31 Arnold Chikobava St, Tbilisi
営業時間:14:00-20:00
定休日:土、日、月