こんにちは、じゃっかんあるつです。
海外旅行を考えている人の間で、いま少しずつ話題になっているのが
アジア各国の電力不足とエネルギー問題です。
ここ最近は、
・節電の呼びかけ
・電気料金の上昇
・一部地域での停電リスク
といった動きが各国で見られていました。
そして2026年4月に入り、状況が一段進みます。
フィリピン:エネルギー非常事態宣言(3/26)
マレーシア:燃料備蓄が5月末までの可能性(4/7発表)
つまり今は、
「なんとなく不安」な段階から「実際に政策が動き始めた段階」に入っています。
この記事では、最新の状況を整理しつつ、
旅行へのリアルな影響をわかりやすく解説します。
目次
なぜ起きているのか
今回の背景にあるのが、
中東情勢の緊迫化 → 燃料価格の高騰&供給不安です。
アジアの多くの国は、
発電用の燃料(LNG・石油など)を輸入に頼っています。
なので何が起きるかというと
燃料が高くなる
そもそも確保できるか不透明になる
電気代が上がる or 使用制限がかかる
という流れ。
そして4月に入って、
それが実際の政策として出始めたというのが今の状況です。
各国の最新状況(2026年4月時点)
フィリピン【警戒レベルUP】
3/26にエネルギー非常事態宣言。
卸電力市場(WESM)の運用停止など、
かなり強めの措置が取られています。
現状は
・大規模停電はまだ起きていない
・ただし節電はかなり強化
・物流コスト上昇 → 物価がじわじわ上昇中
セブなどの観光地でも、
・語学学校
・ホテル
で節電対応が進んでいます。
体感としては「ちょっと不便+ちょっと高い」が現実ライン
マレーシア【供給リスクが顕在化】
4/7の政府発表がかなり衝撃的で、
「燃料備蓄は5月末までしか持たない可能性」
とされています。
これを受けて
・電力会社(TNB)が電気料金割引を縮小
・節電の圧力が強まる見込み
現時点で旅行への直接影響は大きくないですが、
今後は
・商業施設の冷房が弱くなる
・公共交通の快適性が下がる
あたりは普通にありえます。
タイ【料金アップ+節電継続】
5〜8月の電気料金が小幅上昇予定。
加えて、
・ソンクラーン以降の猛暑
・電力需要のピーク
が重なるので、
ホテル・ショッピングモールの節電は継続中
体感としては、
「冷房ちょっと弱いな」が増える時期です。
ベトナム【インフラ不安】
乾季に入り、水力発電の貯水率が低下。
現状はまだ大きな制限は出ていませんが、
・工業団地 → すでに懸念あり
・観光地 → 計画停電の噂が再燃
という状態。
去年のようなローカル停電は再発の可能性あり
カンボジア【構造的リスク型】
カンボジアは
・電力需要が急増中
・一部を周辺国(タイ・ベトナム・ラオス)に依存
という構造です。
つまり何が起きるかというと、
・周辺国でエネルギー問題が起きる
・その影響を遅れて受ける可能性がある
タイプ。
さらに、
水力発電の比率が高い(=天候依存)
という特徴もあるので、
乾季+周辺国トラブルが重なると一気に不安定になる
可能性があります。
現状:静かだけど、地味にリスクを抱えてる国
ラオス【すでに燃料問題が顕在化】
ここはむしろ、今回かなり重要。
ラオスではすでに
・ガソリンスタンドの40%以上が営業停止
・燃料価格が約1.5ヶ月で2.6倍に急騰
という状態になっています。
さらに政府は
・出張制限
・在宅勤務推奨
・燃料節約の徹底
など、かなり強い措置を実施中。
これ何が意味するかというと、
「電気が止まる前に物流が止まりかけている状態」
です。
旅行者目線だと
・移動(タクシー・バス)が不安定
・地方は特に影響が出やすい
体感リスクは意外と高め
旅行への影響まとめ(リアルな話)
ここ大事です。
結論
「行けるけど、ちょっと快適さは落ちる」
具体的には:
・冷房が弱い(これが一番体感でデカい)
・施設の営業時間が微妙に短くなる可能性
・物価がじわじわ上がる(特に交通と外食)
そして今回の特徴はこれ
「電気より燃料が問題」
つまり、
・Grab / Uber
・タクシー
・配送
このあたりの値段が、
3月の想定より上がってきています。
旅行前にやっておくと安心なこと
①「非常事態宣言」の意味を理解しておく
→ パニックになる必要はない
→ でも“何もない状態ではない”
このバランスが大事。
② 物価は上がる前提で考える
特に
・配車アプリ
・空港〜市内移動
・外食
ここは予算ちょい多めが安全です。
③ 最新情報のチェック先
旅行中はこの2つを見るだけでOK
・現地の「エネルギー省」公式SNS
・日本大使館の注意喚起
デマに振り回されないためにも公式だけ見るが正解
じゃっかんあるつ的まとめ
今回のポイントはシンプルです。
「まだ危険ではない。でも、確実に一段階進んだ」
3月は「予測」でしたが、
4月はすでに動き始めている現実です。
とはいえ、
・旅行が不可能になるレベルではない
・ただし「快適さ」は少し削られる
このくらいの認識がちょうどいいです。
そして最後にこれ
どの国に行くかより、いつ行くかと状況を見る力の方が重要になってきています。
