こんにちは。じゃっかんあるつです。

ピラミッド見たい。ナイル川行きたい。
わかります。めちゃくちゃわかります。

「エジプト、今エネルギー危機で街が真っ暗らしいよ」
「計画停電があるって聞いたけど大丈夫?」と、
旅行を躊躇していた方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、2026年春に実施された
「超スパルタな節電ルール」は一転して撤回され、
観光地や夜の街は活気を取り戻しています!

ただ、中東情勢の影響による物価高やインフラへのじわじわとした影響は残っているのが現状。
2026年6月現在の「現地のリアルな空気感」を分かりやすくまとめました。

※2026年4月公開の記事を2026年6月にリライトしました。

2026年春の「街が真っ暗」騒動はどうなった? → すでに撤回!

元々、2026年3月の終わりから、政府は緊迫する地域情勢と燃料費高騰を受けて、
かなり強烈な節電ルールを導入していました。

・お店やレストランは21時(週末22時)に強制閉店

・街灯の3分の2を消灯、デジタル看板もオフ

この影響で「夜の街が暗すぎて観光どころじゃない」「夜の経済が死んでしまう」と大騒ぎに。

しかし、「あまりにも経済や観光へのダメージが大きすぎる」ということで、
わずか1ヶ月後の2026年4月末、この早期閉店・減灯ルールは静かに撤回されました!

現在はカイロやハン・ハリーリ(バザール)などの主要観光地も、
以前のような賑やかな夜の明かりと営業時間が戻っています。

これについては一安心です。

旅行者が一番恐れる「計画停電」のリアル

エジプト旅行の口コミでよく見かける「日中の計画停電(ローテーション停電)」。
一番暑い時間にエアコンやWi-Fiが切れるのは、
旅行者にとって地味に、いや相当きついストレスですよね。

これについて、エジプト政府(石油・鉱物資源省)は
2026年5月に頼もしい発表をしました。

「2026年の夏は、電力網の準備を完全に整えた。今年の夏は停電(ロードシェディング)を発生させない」

政府としては、観光シーズンに向けて
燃料とガスを最優先で発電所に確保する方針をとっています。

もちろん、突発的なアクシデントによる一過性の停電はゼロとは言えませんが、
「毎日決まった時間に電気が消える」
という最悪のシナリオは回避できそうな見通しです。

ちなみに、「夜間に政府がインターネットを遮断するのでは?」
という噂も流れましたが、
政府は「ネットインフラは24時間100%安定して稼働させる」と公式に否定しています。

それでも旅行者が直面する「2026年のリアルな不便」

「じゃあもう完全に元通りで安心だね!」と言いたいところですが、
旅行者が頭に入れておくべき
「じわじわ効いてくる系のしんどさ」はまだ残っています。

① 物価が普通に上がっている&観光ビザも値上げ

中東の政情不安により、エジプトが輸入するエネルギーコストは
以前の2倍〜2.5倍近くに跳ね上がっています。

そのしわ寄せは当然、物価に乗っています。

現地では食料品や交通費が上がっていて、
旅行者にとっても食事代やツアー代が高く感じられる場面が増えています。

さらに地味な変更点として、
2026年3月から「アライバルビザ(現地到着時に取るビザ)」の料金が
25ドルから30ドルへと値上げされています。

少しでも節約・スムーズに入国したい方は、
事前にオンラインで申請する「e-Visa」の利用がおすすめです。

② 現地の人たちの「余裕のなさ」と客引き

燃料高と物価高により、現地の人々の生活は決して楽ではありません。

そのため、観光地に行くと
「外貨(ドルやユーロ、円)を持っている観光客」に対する客引きが、
以前よりも少しアグレッシブに感じられることがあります。

優しい人ももちろん多いですが、
現地に「少し余裕のない空気」が漂っていることは
頭の片隅に置いておくと、心の準備ができます。

③ 移動インフラの小さな遅延

大型プロジェクトの予算が見直されたり、
公用車の燃料カットが行われたりしている影響で、
長距離バスや一部の鉄道などの公共インフラで遅延が発生しやすい傾向は続いています。

「予約しているから1分違わず安心」という日本の感覚は捨てて、
スケジュールには少し余裕を持っておくのが吉です。

観光地だけなら大丈夫?

エジプト政府にとって、観光業は絶対に守りたい外貨獲得の命綱。そのため、

・ルクソール
・アスワン
・ハルガダ
・シャルム・エル・シェイク

といった主要な観光都市や、各エリアの主要ホテルは、
エネルギー制限の対象外(例外)として最優先で電気が供給されています。

高級〜中堅ホテルであれば自家発電機も備えているため、
観光エリアに滞在している分には、インフラ面での不便をそこまで感じずに過ごせるはずです。

結論:2026年5月現在、行くべき?待つべき?

数ヶ月前までは「ちょっと一回立ち止まった方がいいかも」
という状況でしたが、
最悪の節電パニックを脱した今は、
「準備と心構えさえしていけば、十分に楽しめる!」というフェーズに入りました。

「快適で完璧なリゾート旅」を求める人:物価高や細かいインフラの遅延がストレスになる可能性があるので、もう少し世界情勢が落ち着くまで「待ち」もあり。

「ピラミッドや遺跡を見たい情熱」がある人:夜の街の活気も戻り、夏の停電対策もアナウンスされた今なら、対策(e-Visaの事前取得、日程の余裕)をして「GO」して大丈夫です!

エジプトは、コンディションを少し工夫するだけで
満足度がガラリと変わる国。

ぜひ、最新の状況を味方につけて旅の計画を立ててみてください。

※日付を少しずらすだけでかなり安くなることもあります

最後に
一時はどうなることかと思ったエジプトのエネルギー危機ですが、
観光客を迎え入れるための政府の「本気度」が見える形へシフトしてきました。

ピラミッドもナイル川も、相変わらず圧倒的なスケールで待ってくれています。
行く時期を迷っていた方も、ぜひ最新情報をチェックしながら、
ベストなタイミングを狙ってみてくださいね。

ABOUT ME
じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 旅にまつわるあれこれのおせっかいを焼いています。 「痒いところに手が届く」をモットーに書いていますので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。