こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
今回のデジタルノマド向けのビザは「モルドバ」。
モルドバは、2025年に新しく「デジタルノマドビザ」を導入した、ヨーロッパの中でも注目の国です。
リモートワークをしながら東ヨーロッパに滞在してみたい人にとって、
非常に便利なオプションとなっています。
正式には「Digital Nomad Visa」と呼ばれ、
外国人がモルドバに長期滞在しながらリモートワークを行うことを可能にする制度です。
そもそもモルドバってどこ?
モルドバは、東ヨーロッパに位置する内陸国で、ルーマニアとウクライナに挟まれています。
ワインの名産地として知られ、物価もヨーロッパの中では比較的安いのが特徴です。
観光地としてはまだそこまで有名ではありませんが、
静かに暮らしたい人やヨーロッパの穴場を拠点にしたい人にはぴったりの場所です。
日本からの直行便はなく、ヨーロッパ主要都市(ウィーンやワルシャワなど)を経由して入国します。
モルドバのデジタルノマドビザの概要
・ビザのタイプ:デジタルノマドビザ(正式名称:Digital Nomad Visa)
・滞在期間:最長2年間(延長可能)
・対象者:モルドバ国内で雇用されていない、海外企業や顧客向けにリモートワークを行っている外国人
モルドバのデジタルノマドビザの要件は?
【リモートワークの証明】
・海外の雇用契約書、または自営業の登録証明書
・収入証明書(給与明細や銀行の入金履歴など)
【十分な収入】
月収の目安は 最低€1,200〜1,500程度 とされています。
(2025年現在、日本円で約20万〜24万円)
【健康保険】
モルドバ滞在中に有効な健康保険への加入が必要です。
【住居証明】
モルドバで住む場所が決まっていることを示す契約書や予約確認書。
家族の同伴はできるの?
モルドバのデジタルノマドビザでは、配偶者や子どもを同行させることが可能です。
家族全員分の保険や住居証明書も必要になります。
申請に必要な書類
・有効なパスポート(申請時点で6か月以上の残存があるもの)
・申請書(モルドバ移民局の指定フォーマット)
・証明写真(数枚)
・リモートワークを示す契約書や事業登録証
・収入証明(銀行明細や給与明細)
・健康保険証明書
・住居証明書(賃貸契約書やホテル予約など)
・無犯罪証明書
・申請料の支払い証明
申請手順
・必要書類を準備
・モルドバの移民局または在外公館で申請
・書類審査後、追加資料を求められる場合あり
・承認されるとデジタルノマドビザが発行され、入国可能に
税金について
モルドバでは、基本的に 国外で得た収入には課税されません。
ただし、滞在が長期に及ぶ場合や居住者認定を受ける場合は税務上の扱いが変わることがあるため、
最新の税制は専門家に確認するのがおすすめです。
モルドバってどんな国?
モルドバは、東ヨーロッパにある内陸国で、ルーマニアとウクライナに挟まれています。
人口約260万人、面積は日本の北海道より少し小さいくらい。
ワインが有名で、ぶどう畑が広がる田園風景が魅力です。
経済はヨーロッパで最も貧しい国のひとつですが、
物価は安く、親日的な人が多いと言われています。
首都キシナウではカフェやレストランが増え、
Wi-Fi環境も整いつつあり、
リモートワーカーやノマドに注目されています。
文化的には東欧らしい伝統とロシア・ルーマニアの影響が混ざった
独特の雰囲気があります。
「ワインと田園、物価安めで親日なヨーロッパの小国」
といったイメージです。
キシナウウの冬は結構寒く、12月〜2月は平均気温がマイナス数度まで下がり、
雪が降ることもあります。風が冷たく、体感温度はさらに低く感じる日も。
一方で春(4〜6月)と秋(9〜10月)が過ごしやすく、
日中は15〜25℃くらいで天気も安定。
特に5月や9月は観光・ノマド滞在に快適な気候です。
夏(7〜8月)は25〜30℃前後で暑くなることもありますが、
日本の真夏ほど湿気はなく、比較的過ごしやすいです。
まとめ
モルドバのデジタルノマドビザは、まだ導入されたばかりの新しい制度です。
最大2年の滞在が可能で、収入要件も他のヨーロッパ諸国に比べると比較的ハードルが低め。
物価の安さ、美しいワイン文化、そして落ち着いた環境を求めるデジタルノマドにとって、
モルドバは新たな拠点候補になりそうです。
申請を検討する際は、最新情報を必ずモルドバ移民局や大使館でチェックしてくださいね。