ETIAS、結局いつから?2026年秋スタートはどうなった?詐欺にも注意
「ETIAS(エティアス)が2026年秋から始まるらしい」
ヨーロッパ旅行を予定している人なら、最近こんな話を目にしませんでしたか?
私も「そういえばETIASって、結局いつからなんだろう?」と思って調べてみました。
最初に出てきたのは「2026年後半」とか「第4四半期」という情報。
第4四半期ってことは、10月、11月、12月。
「じゃあ10月から始まるの?」と思いますよね。
ところが、ちょっと気になったのでEUの公式サイトを見てみたら……あれ?
以前あった「2026年第4四半期」という具体的な時期の表記が見当たりません。
現在の公式サイトに出ているのは、
“ETIAS is currently not in operation and no applications are collected at this point.”
(ETIASは現在運用されておらず、現時点では申請を受け付けていません)
……え、じゃあ結局いつからなの?
ということで、2026年8月現在のETIASについて調べてみました。
目次
結局、ETIASはいつから?
先に結論を言ってしまうと、2026年8月現在、具体的な開始日はまだ決まっていません。
以前は「2026年第4四半期」という目標が示されていたので、「秋から始まるんだな」と思っていた人も多いはず。ところが、その具体的な時期が公式サイトから消えています。
現在の状況をまとめると、こんな感じです。
| 項目 | 現在のステータス(2026年8月時点) |
| ETIASの状況 | まだ始まっていない |
| 申請の可否 | まだできない |
| 以前の目標時期 | 2026年第4四半期 |
| 現在の公式な開始日 | 未発表 |
| 旅行者の対応 | 今すぐ申請する必要はなし |
なので、少なくとも今の時点で「10月からETIASが始まるから、急いで申請しなきゃ!」という状況ではありません。むしろ、まだ申請できません。
「10月から」って話はどこへ行った?
ここが今回ちょっとややこしいところです。
以前は2026年第4四半期、つまり10~12月ごろというスケジュールが示されていました。
ところが2026年7月中旬ごろから、EU公式ETIASサイトの表示が変わりました。「第4四半期」という具体的な時期がなくなり、現在は「まだ運用されていません」という案内が中心になっています。
そして海外の旅行・航空業界では、「これ、本当に2026年中に始められるの?」という空気も出てきています。さらに、一部の海外メディアでは2027年への延期を予想する報道も。
ただし、ここはちょっと冷静に。
「2027年に延期決定!」ではありません。
EUが正式に2027年開始と発表したわけではないので、そこまで言い切ることはできません。
今わかっているのは、「以前は2026年第4四半期が目標だった。でも今は具体的な開始日が発表されていない」というところまでです。
そもそも、なんでこんなことになってるの?
ここで出てくるのが、ETIASとセットでよく名前を聞くEES(出入域システム)です。
EESは、シェンゲン圏の外から入ってくる旅行者の入出国をデジタルで記録するシステム。顔写真や指紋などの生体情報も使います。こちらは2025年10月から段階的に導入され、2026年4月に全面運用へ移行しました。
ところが……このEES、導入して終わり!というわけにはいかなかったようです。
空港などでの処理時間やシステム、人員の問題などがあり、混雑への懸念が出ています。
実際、IATA(国際航空運送協会)などの航空・空港業界団体からも、EESによる待ち時間や技術的な問題についてEUへの対応要請が出ています。
つまり、「EESだけでもまだ大変そうなのに、ここにETIASまで重ねて大丈夫なの?」ということですね。
ETIASを待っている旅行者からすると、「いや、こっちは普通に旅行したいだけなんですけど……」という感じですが(笑)。
じゃあ、ETIASは2027年になるの?
ここは私も「結局どっちなの?」と思ったところ。
海外では2027年への延期を予想する報道もあります。
でも、現時点でEUが2027年の開始と正式に発表したわけではありません。
なので、今のところは、
-
2026年秋スタート予定だった
-
公式サイトから具体的な時期の表記が消える
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開始日は未定に
-
「2027年になるのでは?」という観測が出ている
くらいに考えておくのがよさそう。
💡 旅行者の心得
「10月から絶対始まる!」と慌てる必要もない。
「2027年なら今年は関係ない!」と決めつける必要もない。
正式発表を待つ。今はそれでよさそうです。
それより、私が気になったのはETIASの「偽サイト」
ETIASについて検索していると、いろいろなサイトが出てきます。
-
「ETIAS申請はこちら」
-
「今すぐ申請できます」
-
「申請を代行します」
なんていうサイトを見つけることもあるかもしれません。
でも、ここはちょっと待って。2026年8月現在、ETIASはまだ申請できません。
なので、「早く申請しなきゃ!」と焦る必要はありません。むしろ、焦って検索結果に出てきたサイトへパスポート情報やクレジットカード情報を入力するほうが心配です。
EUも、ETIASの偽サイトや悪質な仲介業者について注意を呼びかけています。
「europa.eu」以外には入力しない
ETIASについて覚えておきたいのは、これくらいでいいと思います。
公式サイトを使うなら「europa.eu」ドメイン。
EU公式サイトにも、こう書かれています。
“All official European Union website addresses are in the europa.eu domain.”
検索結果の一番上だから大丈夫とは限りません。ETIASについて調べるときは、サイトを開いたらまずURLを見る。
「europa.eu」になっている? これを確認するだけでも、かなり違います。特にパスポート番号や生年月日、クレジットカード情報などを入力するページなら、なおさらです。
ちなみに、ETIASには申請を代行する商業サイトもあります。利用すること自体が必ずしも詐欺というわけではありませんが、追加料金がかかる場合があります。公式の申請料金は現在20ユーロと案内されています。
だったら、わざわざよくわからない第三者に個人情報を渡さず、自分で公式サイトから申請したいところですよね。
じゃあ、今ヨーロッパ旅行を予定している人はどうする?
これは簡単。今は何もしなくてOKです。
2026年8月現在、ETIASはまだ始まっていません。もちろん申請もできません。
なので、秋にヨーロッパへ行く予定があるからといって、「ETIAS、早く申請しなきゃ!」と焦る必要はなし。
正式な開始日が発表されたら、そのときに申請すれば大丈夫です。EUは具体的な開始日について、開始の数か月前に知らせるとしています。
ということで、今のところは……「ETIAS、なんかまた予定が変わってるっぽいな」くらいで(笑)。
ヨーロッパ旅行を予定している人は、ときどき公式情報をチェックしておけば十分だと思います。
まとめ:ETIAS、今わかっていること
現在の状況をまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
| ETIASって? | ビザ免除対象者向けの渡航認証 |
| 日本人は対象? | 原則、短期滞在なら対象 |
| いつから? | 具体的な開始日は未発表 |
| 2026年10月開始? | まだ確定していない |
| 2027年開始? | その可能性は報じられているが正式決定ではない |
| 今すぐ申請できる? | できない |
| 今やることは? | とりあえず待つ |
| 公式サイトURL | travel-europe.europa.eu/etias |
| 公式サイトのドメイン | europa.eu |
| 申請料金 | 現在20ユーロと案内 |
| 注意すること | 偽サイト・悪質な仲介サイト |
「2026年秋から始まる」と聞いていたETIAS。
ところが、気づいたら具体的な開始時期の表記がなくなっていました。結局いつ始まるのかは、まだわかりません。
だから今は、焦って申請しようとしないこと。
そして、もし「ETIAS申請はこちら!」というサイトを見つけたら、まずURLを確認。「europa.eu」かどうか。 これだけは忘れないようにしたいですね。
正式な開始日が発表されたら、また状況が変わると思うので、そのときはこの記事も更新します!
