こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
最近続々と世界各国で入国の規制が緩和されていて
やっと海外旅行!って感じになってきましたね。
日本帰国時の水際対策もだいぶ緩和されることになったし
これからどんどん海外に出る人が増えるんじゃないかな。
そういえばEUに渡航する際に必要になると言われてた
「ETIAS」。
コロナ渦でその存在を忘れていたけどどうなったのか!?
ETIASはいつから始まるの?申請は?
などなど解説していきます!
※2022年6月14日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年8月4日に再度公開しました。
目次
ETIASとは
ETIASとは、European Travel Information and Authorisation Systemの略。
シェンゲン圏内のテロや不法移民に対抗するために開発されたビザ免除制度で、
シェンゲン協定加盟国へのビザを必要としないEU圏外の人のための渡航認証です。
(ビザではない)
現在、日本人が欧州を訪れる場合、3カ月以内の短期滞在であれば
ビザや渡航認証は必要ありませんが、
ETIASが導入された後は、シェンゲン圏へ旅行する際の渡航要件となります。
(未成年の人は、通常のパスポートで渡航可能だけれどETIASの認可を申請する必要があります)
【対象国】
ETIASが導入されるのはいつ?
当初は2020年にも始まるといわれていましたが、延長されていました。
欧州委員会は、2023年5月にETIAS渡航認証システムを実現することを正式に発表。
ところが、またまた延期の発表が。
当時2023年11月に開始する予定でしたが
ETIASが2025年まで導入されないことが、正式に発表されました。
猶予期間が6ヶ月ほど設けられるカモと言われています。
渡航にETIASが必要な国は?
ETIASは、シェンゲン協定加盟国に加え、
ブルガリア、クロアチア、キプロス、ルーマニアへの渡航に必要となります。
シェンゲン協定加盟国:26カ国
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン
ETIASの有効期限は?
一度承認されたETIASは、3年間またはパスポートの有効期限が切れるまでの
どちらか早いほうの期間使用することができます。
ETIAS申請方法は?
ETIASのオンライン申請には以下が必要
・有効なパスポート(ヨーロッパ到着予定日から3ヶ月以上残っていること)
・Eメールアドレス
・申請料金の支払いに必要なデビットカードまたはクレジットカード
申請手続きに必要な個人情報
氏名/性別/国籍/生年月日
ユーロダック/現住所/連絡可能な電話番号
セキュリティと健康についての質問
セキュリティと入国管理上の理由から、申請者は雇用形態と犯罪歴に関するいくつかの質問にも答える必要があります。
・申請者の学歴
・現在の雇用形態
・日本での犯罪歴
・人身売買に関する前科の有無
・紛争地域への渡航歴
・過去にビザのオーバーステイや国外退去の経験があるかどうか
※入国者のデータは、数多くの情報および犯罪データベースで確認されます。
ETIAS申請が完了すると?
ETIAS申請が完了すると、約96時間以内に承認されます。
承認されたETIASは、登録されたEメールアドレスに送信され、すぐに利用することができるようになります。
※ETIASが承認されると、日本人のパスポート番号に直接リンクされます。
ETIASの有効期限内にパスポートが失効(または紛失・盗難)した場合、
新しいパスポートでヨーロッパに渡航する前に、新たにETIASを申請する必要があります。
ETIAS費用は?
正確な費用はまだ発表されていませんが
料金は「7ユーロ」となる見込み。(約982円) 140円/ユーロ ※2022年6月14日現在
18歳以下と70歳以上は無料となる見込みです。
(無料となるだけで、申請は必ず必要。)