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【海外ノマド】イタリアの自営業ビザの取得は簡単ではない

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

イタリアには漠然とした憧れがあって
美味しいものを想像すると、妄想列車が止まらない!
イタリアいいよな〜となります。
ワインもスイーツもパスタも全部あるもんね。

「ノマドビザ イタリア」
で何度ググったことかw

でも残念ながらイタリアには今の時点ではノマドビザは存在しないのです。
それに代わるような自営業ビザというものがあって
自営業ビザは2年間有効で更新も可。

それいいじゃん!!

と思うでしょ?

でもこのビザ、そう簡単には取れないのです。

イタリア自営業ビザって?

イタリアの自営業ビザは長期滞在ビザ (国民またはDビザ) の一種です

そしてこれは単なる入国ビザ。
つまり、入国は許可されるけど、そこに滞在して働くには追加の許可が必要です。

イタリア自営業ビザの種類

毎年、イタリア政府は特定の職業向けの自営業ビザを発行していて、種類は以下のとおり。

・スタートアップビザ:イタリアで革新的な会社を設立したい外国人、および既存の会社に役員として参加したい外国人に発行される。

・フリーランサービザ:自営業のフリーランスの仕事を引き受けるつもりであり、彼らを雇うことを望む会社がない個人に発行される。

・起業家ビザ:イタリア経済に有益な投資計画(50万ユーロ以上)を実行することを希望する外国人に発給される。

イタリア自営業ビザの要件は?

①購入または賃貸契約などの適切な宿泊施設の証明

②医療保険料の免除のために法律で義務付けられている最低レベル (8,400ユーロ) よりも高い、前年度の収入の証明。

③Nulla Osta(就労許可申請)の承認

④Business Registrar、Company House and Tax Registrarにビジネスを登録する

⑤自営業活動に必要な資源を持っていることを証明する、あなたが働く地域の商工会議所が発行する証明書。
リソースは、最低収入の年間額 (€4,962.36) を下回ることはできない。

※Nulla Osta(就労許可申請)とその後のビジネス登録は、イタリアでの申請なので、
代理人(移民コンサルタント会社など)を雇って、イタリアの関連当局に申請書を提出できるようにする必要がある。

イタリア自営業ビザ難しい点は?

・申請できる期間が決まっている。

・年間の発行件数が限られている上、件数が少ない

・イタリア領事館は、国内で安定した職業と多額の報酬を保証できない申請者に対してビザを発行することに非常に慎重なので、多くの申請が却下されている。

まとめ

イタリアの自営業ビザはなかなかのハードルの高さ。
でも今年の初めに朗報が!
イタリアではリモートワーカー向けの新しいビザが承認され、3月28日にイタリアの法律に署名されました。
いつスタートするかはまだ誰もわかっていませんが
近い将来イタリアにもノマドビザが誕生するかもしれません!

ABOUT ME
じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 有機農家のパートナーと2021年4月にジョージア🇬🇪へ子連れ移住しました!(娘は中2だけどジョージアでは中1)。ジョージアワイン大好き🍷娘がトビリシのWaldorf Schoolに通っています。 氣功整体師。旅にまつわることを発信中!