移住までの道のりーポルトガル

緑のワイン「ビーニョベルデ」をビオディナミ農法で作っているワイナリー訪問!

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

この夏の旅の一番のメインイベントといっても過言ではない

Aphrosワイナリー訪問!

アフロスワイナリーはポルトガルのポルト近郊で
ビーニョベルデワインを作っていて日本でも何度か飲んだことのあるワイン。

「緑のワイン」と呼ばれるビーニョベルデ って?

ビーニョベルデは「緑のワイン」と呼ばれている爽やか極まりないワイン。
ポルトガル北西部とスペインとの国境地帯に位置するミーニョ地方が主な産地。

赤でも白でもロゼでもない緑!

完熟前のぶどうを醸造するから「緑の」と呼ばれているらしい。

微発泡だし果実味もフレッシュだし
アルコール度数が低めで、グイグイ飲めちゃう。
夏とーーーっても美味しい!

アフロスワイナリーとは

アフロスワイナリーは、バイオダイナミック農法でビオディナミワインをつくっています。

ワインの世界がここ1年くらいでパッカーンと開いた私たちは
まだまだワイン初心者なのだけど、
ビオディナミワインが際立って違う!!!とすぐに虜に。

もともと娘がシュタイナー小学校に通っていることもあって、
シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法には馴染みがあったのです。

ちなみに娘の通うシュタイナー学校では、
9年生(中学3年生)の時にバイオダイナミック農法を実践している農場で
2週間弱の農業実習があります。

アフロスワイナリーのHPを見ると、CONTACT欄に

Tours and tastings

とあるじゃないか!

早速見学とテイスティングをしたい旨のメールを送ると

「私たちはよく旅行に出かけるから予定がまだわかりません。
ツアーは90分間。3種類のワインをテイスティング。1人25ユーロ。
6人以上集まったら開催するよ。ポルトガルに着いたら連絡してね。」

的なお返事をもらいまして、すっかり行く氣に(前向き)。

アフロスワイナリーへのアクセス

アフロスワイナリーはポルト市内から北へ90kmに位置し、
車で1時間くらいかかります。

電車やバスなどの公共交通機関はハナから調べなかったから
よくわからないけど、多分ないですw

私たちはどうしたかというと

レンタカーを借りました。

ポルトガルのポルトでレンタカーを借りましたこんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。 この夏の旅の一番のメインイベントといっても過言ではない Aphr...

ポルト市内がちょっと車が多かったけど、あとは高速らしき道路でスイスイ進み
ほとんど迷わず到着。

アフロスワイナリーツアー

アフロスワイナリーを経営しているのは建築家であるヴァスコ・クロフトさん。
彼はイギリスのエマーソンカレッジでバイオダイナミック農法を学んだそう。

ワイナリー訪問の3日前くらいにメールしてみると、大丈夫!とのお返事。

到着すると、同じくツアー参加者らしき外国人の男性2人組が。
聞いてみると、ベルギーから車で何ヶ月もかけて旅をしているとのこと。
1人はベルギーでソムリエをしていて、もう1人は音楽家。

音楽家の彼は既にできあがって上機嫌。
とても優しく朗らかで、娘は一発で気に入った模様。

早速クロフトさんの案内で、ぶどう畑を見てまわり
バイオダイナミック農法で使う調合剤の説明をしてくれたり、セラーを見せてくれたり。

簡単な英語で説明はしてくれるんだけど、英語が拙い私たちは頷くので精一杯(半分もわからず)

でも素晴らしい風景が広がる農場は氣場が整っていてとても氣持ちよくって
いるだけで天国みたいな幸せ氣分。

どの建物もクロフトさんがつくったらしく、本当に素敵な場所。
住みたいw

フローフォームもあった!

「ヴィルベラ」とも呼ばれるこの「フロー・フォーム」では、
水がリズムにのってレムにスカートを描きながら流れてゆきます。
水が持つエーテル的な流れを可視的なものにしたものといわれています。

最後にクロフトさんが「じゃ飲もうか」みたいな感じで
アフロスワインを何本か持って登場した時には胸高まりましたよ

そこまでのワイナリーの説明の時もそうだったんだけど、
まるで招いた友人を案内するかのような自然な振る舞いで、
クロフトさん本当に素敵な方。

試飲というよりは、おしゃべりをしながら楽しんで飲むみたいな時間。
(もっともっと英語が話せるとよかったんだけど〜)

だからどんどんクロフトさんはワインを注いでくれるし、
じゃんじゃんおしゃべりするし。

彼は日本の黒澤明とか禅にとても強い影響を受けていると言っていた。
日本にも行ったことがあるんだって。
話している姿が悟った仏のようだよ。

そして!ワイナリーで飲むワインのなんと美味しいことか!!!

日本にいる時に、アフロスワインは2種類飲んだことがあるけど
今回は初めましてのものばかり。

クロフトさんにビオディナミワインを作りたいと思ってるから
ここに来て手伝ってもいいか?って聞いたら

まずは日本でやっている畑をバイオダイナミック農法にしてみることだよ。
バイオダイナミック農法の勉強はやっぱりフランスがおすすめ。
ということでした。

最後に仰天することになるんだけど
ツアー料金をお支払いしようとしたら、お金はいらないよ。と受け取ってくれず。
なんと4時間くらい滞在して!

別世界にトリップしたような4時間。
アフロスワイナリーの世界観が大好きになった私たち。
馬もいたしね!

ABOUT ME
じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 旅にまつわるあれこれのおせっかいを焼いています。 「痒いところに手が届く」をモットーに書いていますので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。