こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
EU圏内でもデジタルノマドビザを発給する国がジワジワ増えてきました。
エストニアは早い段階から始まりました
クロアチアは2022年の初めにスタート
そんなEUの中で、「ポルトガル」もデジタルノマドビザが開始されます!
私たち家族も1番はじめに移住先の候補として挙げていたポルトガルは
ポルトガル人の穏やかな人柄や美味しい料理、温暖な氣候
西ヨーロッパの中でも物価が安めと、
とても住みやすい国で、海外から注目を浴びていて、移住者も増えています。
ポルトガルにはD7ビザという
ノマド向けのビザが既にあるので、そのビザとの違いなども解説していきます。
日本からポルトガルに今行ける?
行けます。
2022年7月1日から
ポルトガルへの入国の際のワクチン接種証明書及び陰性証明書の提示は不要となりました。
ポルトガルのデジタルノマドビザってどんなビザ?
2022年10月30日に開始予定。
“residence visa for the exercise of professional activity provided remotely outside the national territory”
と呼ばれています。(長い)
1年間合法的にポルトガルに滞在することができます。
ただし、ポルトガル国内で、いかなる形態の経済活動を行うことはできません。
(ポルトガル国外からの収入はOK。)
※通常日本人は、1年間のうち6ヵ月間で90日以内の滞在の場合は、ビザは必要ありません。
D7ビザとの違いは?
ポルトガルのD7と呼ばれる既存のビザは、年金受給者や投資、不動産収入などを対象にした
人氣のある居住ビザです。
このD7ビザ、給与以外の収入生活者でもOKという認識で
実際リモートワーカーの日本人がこのビザでポルトガルに移住していたりするので
違いがないようにみえます。
D7ビザやD2ビザ(個人事業主ビザ)が縮小されるのか
まだそのあたりはわかっていません。
D7ビザは月額ポルトガルの最低賃金 (月額822.50ユーロ) を稼ぐだけで済んでいたので
ノマドビザの方が所得要件が高くなってしまいますね。
D7ビザは更新可能で、5年間の合法的な居住期間が終了した後、
保有者は5年間有効な「永住許可証」を申請することを選択できます。
そういう意味でも、D7ビザでいいんじゃ?と思ってしまうのだけど‥
ただしD7ビザは、ビザが発行されたあと、
ポルトガル入国後に滞在許可証を発行してもらう必要があって
そのための家探しが1番ハードルが高い。
そこがもしデジタルノマドビザは必要なくて
1年間お試しでポルトガルに滞在してみたい!
という人にはおすすめかも。
ポルトガルデジタルノマドビザの要件は?
・自営業、またはポルトガル国外の雇用主/クライアントとリモートで仕事をしている非EU国民であること。
・収入要件:ポルトガルの最低賃金(月額822.50ユーロ)の4倍
具体的には、月額3.290ユーロ(約463,000円)※141円/ユーロ
提出書類
詳細は今後発表される予定ですが、現在わかっているものは以下のとおり。
・過去3か月間の収入を証明するもの
・納税者の居住証明書
・雇用契約書 (または自営業の証明)
申請先
母国のポルトガル領事館、またはポルトガルの移民局である「Serviço de Estrangeiros e Fronteiras」で申請できる。