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【海外ノマド】南アフリカのデジタルノマドビザを徹底解明!

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

今回ご紹介するデジタルノマド向けのビザは「南アフリカ」。

南アフリカは、2024年に新しく「デジタルノマドビザ」を導入した、
アフリカ大陸の中でも注目の国です。

自然豊かな環境と発展した都市インフラを両立しており、
アフリカでリモートワークをしながら長期滞在したい人にとって、
とても魅力的なオプションになっています。

正式名称は「Digital Nomad Visa」。
外国人が南アフリカに一定期間滞在しつつ、海外の企業やクライアントに向けてリモートワークを行える制度です。

そもそも南アフリカってどこ?

南アフリカはアフリカ大陸の最南端に位置し、大西洋とインド洋に面する大国です。
都市ごとに雰囲気が大きく異なり、ケープタウンの美しい海岸線やテーブルマウンテン、
ヨハネスブルグのビジネス街、野生動物のサファリなど、多彩な魅力があります。

公用語は11言語(英語も含む)と多様で、インフラ面では大都市を中心に
高速インターネット環境が整ってきています。

日本からは直行便がなく、中東やヨーロッパ経由で入国するのが一般的です。

南アフリカのデジタルノマドビザの概要

・ビザのタイプ:デジタルノマドビザ(正式名称:Digital Nomad Visa)

・滞在期間:最長3年間(更新可能)

・対象者:南アフリカ国内で雇用されていない、海外の企業や顧客にリモートで働いている外国人

南アフリカのデジタルノマドビザの要件は?

【リモートワークの証明】

・海外の雇用契約書、または自営業登録の証明書

・給与明細や契約書などの収入証明

【十分な収入】

・月収の目安は 最低USD 3,000程度(約45万円) とされています。

ヨーロッパのノマドビザよりは高めのハードルですが、その分生活レベルの選択肢が広がります。

【健康保険】

・南アフリカ滞在中に有効な 医療保険加入が必須 です。

【住居証明】

・滞在先の住所を示す 賃貸契約書やホテル予約確認書 が必要です。

家族の同伴はできるの?

南アフリカのデジタルノマドビザでは、配偶者や子どもを帯同することが可能です。
同行する家族分の医療保険や住居証明も求められます。

申請に必要な書類

・有効なパスポート(残存6か月以上)

・申請書(内務省指定フォーマット)

・証明写真

・リモートワークを示す契約書や事業登録証

・収入証明(銀行明細や給与明細)

・医療保険証明書

・住居証明(賃貸契約書やホテル予約など)

・無犯罪証明書

・申請料の支払い証明

申請手順

・必要書類を準備

・南アフリカの内務省オンラインポータル、または在外公館で申請

・書類審査(追加資料を求められる場合あり)

・承認されるとデジタルノマドビザが発行され、入国可能に

税金について

南アフリカのデジタルノマドビザ保持者は、 基本的に国外で得た収入に課税されません。
ただし、滞在が長期に及んだり居住者認定を受けた場合は、
南アフリカでの課税対象となる可能性があります。
税制は頻繁に改正されるため、必ず最新の情報を専門家に確認しましょう。

南アフリカってどんな国?

南アフリカは「世界の縮図」と呼ばれるほど多様性に富んだ国。

・ケープタウン:美しいビーチと自然、ワイン産地も近い

・ヨハネスブルグ:経済の中心地、活気ある都市

・クルーガー国立公園:野生動物の宝庫、サファリ体験ができる

人口は約6,000万人で、アフリカの中でも経済的に発展している国のひとつです。

気候は地域差が大きく、ケープタウンは地中海性気候で夏(11〜3月)は乾燥して過ごしやすく、
冬(6〜8月)はやや雨が多め。

一方ヨハネスブルグは標高が高く、夏は暑いものの朝晩は涼しく、冬は乾燥して寒くなります。

リモートワーカーにとっては、 自然と都市生活のバランスが取れた環境 と言えるでしょう。

また、南アフリカは 「治安が悪い」と一言で片付けられがちですが、実際は地域差が大きい です。
危ない地区に行かなければ、ノマド生活も十分に楽しめます。

まとめ

南アフリカのデジタルノマドビザは、アフリカ大陸で初めて導入された注目の制度です。
最長3年の滞在が可能で、安定したインフラと多彩な自然環境を楽しみながら働けるのは大きな魅力。

収入要件はやや高めですが、ビーチライフ、サファリ体験、
都市生活といった多様な暮らしを一度に味わえるのは南アフリカならでは。

申請を検討する際は、最新情報を必ず南アフリカ内務省や大使館でチェックしてくださいね。

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じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 旅にまつわるあれこれのおせっかいを焼いています。 「痒いところに手が届く」をモットーに書いていますので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。