ジョージア生活

ジョージアのクリスマス、年末年始、お正月の過ごし方〜お店や、マーケットは開いている?

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

ジョージアで暮らしていると、摩訶不思議なことが多くて楽しい限り。
年末年始も例外ではなくて

ジョージアではクリスマスもお正月も2度やってきます。

年末年始に海外を旅する際に、お店やマーケットがやっているのか?
氣になるところですよね。

ジョージアの年末年始はこんな感じ!をみなさんにシェア。

ジョージアのクリスマス

12月24日はクリスマスイヴで
12月25日がクリスマス。
っていうのは地球が太陽の周りをまわっているのと同じくらい
疑ったことはなかったんだけど

ジョージアに来て知ったこと。

ジョージアのクリスマスは1月7日である。

ジョージアは年越ししてからクリスマスがやってくる国なのですよ。
ロシア、ウクライナ、ブルガリアなんかもそうらしい。

これは、ジョージアの正教会がまだユリウス暦を使ってるためなんだって。


でも、ジョージアの首都トビリシでは
12月に入ると、街のイルミネーションが華やかに灯り始めるし


12月の半ば過ぎからクリスマスマーケットやクリスマスコンサートなどが
いたるところで開かれているしで
12月25日の1週間くらい前から、グッとクリスマスムードが高まります。

ジョージア人の友達に
子どもたちはクリスマスにプレゼントをもらう習慣はあるの?
って聞いてみたら

あるよ!
1月1日の朝起きたら、プレゼントが用意されている。
とのこと。

そして、12月24日や25日は
なんでもない日だそう笑

1月7日のクリスマスは、家族でご飯を食べて
夜になると教会へ出かけたりするんだって。

ジョージアの年末は?

ジョージアの娘の学校は昨年は12月23日が最終日。
そこから1月8日までが冬休みでした。

12月の後半になるにつれて
道路の渋滞や公共交通機関の混みが激しかったな〜

みんなお休みになったり、田舎からトビリシに来ていた人も多かったのかな。

市場やカフェ、レストランなんかは12月31日まで営業しています。

面白いのが、1月1日にショティ屋さん
(フランスパンの様な細長いパン。ジョージア人にとって白米のような存在)
がどこも閉まってしまうので
12月31日のショティ屋さんはどこも長蛇の列。

ジョージアの年越し

ジョージアでもっとも盛り上がる日の1つが年越し。
新年1月1日になった途端(それより前にフライングもたくさん)
トビリシ市内そこいら中で花火があがります。

この花火、国や市が業者さんに委託して打ち上げているのではなく
ジョージア人の素人たちが、自分で花火を買って
好き好きに打ち上げてるのです。

だから年末に路上やマーケットでは花火を売っている車があちこちに。

素人が打ち上げるような規模の花火じゃないから
子どもが打ち上げて負傷するということも以前は起こって
今は子どもへの販売は禁止されてるだって。

年明けから20分以上その花火スペクタルショーは続いて
本当に圧巻。

ムタツミンダの山の上から見るのも人氣。
あそこはトビリシ市内が一望できるからねー。
頂上へロープウェイで向かうのだけれど、そこも長蛇の列なんだって。

カウントダウンイベントもいろいろなところで開かれます。

ジョージアのお正月

カウントダウンで大騒ぎしたあとの新年は
めちゃめちゃ静か。

人はおろか車もあまり走っていません。
公共交通機関は動いていて、とても空いています。

トビリシの台所であるステーションスクエアの市場も
1月1日、2日はほとんどのお店、露店が閉まっています。

年末は人人人で賑わっていた同じ場所とは思えないほど。
ゴーストタウンのよう。

カフェやレストランも1月1日は営業していない場合が多いけど
トビリシで人氣のカフェ「Shavi Coffee Roasters」は
時間を短縮して1日からオープンしてたよ。
普段混んでるから、ゆったり過ごせていいかも。

ミニスーパーのSparやNikoraも閉まることなく営業しています。

ジョージアのお正月飾り


12月に入ると、街なかでマーケットで
不思議な形の置き物をよく目にするようになります。

これがジョージアのお正月飾り「チチラキ」。

西洋ハシバミでつくられたもので、
元々は西のサメグレロやグリア地方の伝統的なものだったのが
トビリシなどにも広がりました。

このチチラキ、1月19日に燃やす風習なんだけど
あまりの可愛さに、去年は燃やせなかったのー。

今年もたくさんの収穫があるようにと祈って燃やし
その灰をぶどう畑にまくようです。

ジョージアの新年のあいさつ

ジョージアに新年の間滞在している場合に是非試してもらいたいのは
新年の挨拶。

この挨拶をお店の店員さん、タクシーの運転手さん、歩いている人、誰にしても
めっちゃめちゃ喜んでくれます。

ちょっと難しいけど、何回か言っているうちにスムーズに。

გილოცავთ ახალ წელს!
(ギロツァヴトゥ アハル ツェルス)

გილოცავთがおめでとう
ახალ წელსが新年
という意味。

この挨拶を交わしながら、小さいチョコなどを配ったり交換したりする風習もあって
子どもたちは近所の人たちから、たくさんお菓子をもらうことができます。

私も近所のミニスーパーやパン屋さんの店員さんから
チョコをもらえたよ。

ジョージアのお正月はもう1回やってくる

ジョージアでは旧暦の1月14日にもう一度お正月がやってくる!
なんとその時も花火があがるのです。
年越し花火ほどではないものの
結構大きい花火がバンバン上がるので、知らないとビックリ。

年末年始にかけて、長い間楽しいことが続くジョージア。
新年の挨拶を覚えて楽しむのもおすすめ!

ABOUT ME
じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 有機農家のパートナーと2021年4月にジョージア🇬🇪へ子連れ移住しました!(娘は中2だけどジョージアでは中1)。ジョージアワイン大好き🍷娘がトビリシのWaldorf Schoolに通っています。 氣功整体師。旅にまつわることを発信中!