こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
PCRテストも無事に終わり、8日間の隔離が終了しました。
さあ自由の身!
となった訳ですが、私たちは重要なものを2つ持っていません。
1つはジョージアの現金ラリ。
もう1つはジョージアのSIMカード。
トビリシの空港に迎えにきてくれたホテルのスッタフさんに
SIMカードを買いたいんだけど
と話したら、空港は高いから街で買いなよ
みたいな感じで。
今思えばあのスタッフさんは、私たちが隔離されるのを知らなかった模様。
空港でバッタンバッタンしたもんだから
ジョージアのお金もキャッシング出来ずじまい。
まあ隔離だからお金も使わないし、ホテルにWifiあるし
と困ることはなかったのだけど。
チェックアウト後、隔離でお世話になったホテルのスタッフさんが
タクシーを呼んでくれることになったものの
どうやらクレジットカードは使えなさそう。
そしてSIMカードがないっていうことは、野良Wifiがないと
なーんも調べられないってこと。
その時の私たちはこの重大性に氣づいていなかったのです‥(怖いっ)
呼んでもらったタクシーに乗ってしばらく行くと
想像していた方向と違う。
周っていく感じなのかな?と思ってもどうやら違う。
もともとAirbnbから届いた、住所の書いてあるメールをホテルのスタッフさんに見せて
それをタクシーの運転手さんに伝えてくれてあったのだけど
同じ名前の通りが別の方向にあるらしく、その別の方に向かっていたみたい。
大急ぎでそのことを伝えようとした時に、運転手さんは英語がほとんどわからないことが判明。
その時私たちのうっかりさ加減が露呈されたのでした。
そうだ!Wifiが使えないから、翻訳もマップも調べられない。
そしてなんとびっくりすることに(自分たちのことだけどw)
Airbnbの正確な場所のピンも打っていなければ
Airbnbからきていた部屋までの道順の詳しい写真つきの写真も見れない。
うっかりが過ぎるwww
運転手さんが自分のスマホで一生懸命翻訳してくれているものの
いまいち伝わらない。
英語がわからなくてってすまなそうにしている運転手さん。
いやいや私たちの準備不足です。
優しいな。ありがとう。
パートナーの彼の記憶を頼りに、この辺りというところのstreetに向かってもらうことに。
いやーもう汗滝なんですけど。
この辺かなっていうところで降ろしてもらって
ジョージアの現金を持っていないからどうしよって思ったんだけど
そういえば友達が困ったことがあったら開けてねと
手渡してくれたお選別があったことを思い出して
(困ってないのに中身は見ちゃってあった、しかも日本にいるうちにw)
中に入っていたユーロを渡す。
こんなすぐに役にったったよ!友よありがとう!!
そして降りてからが本日のクライマックスに困った場面。
だってどっち行ったらいいかもわからない。
しかも人通りもあまりないストリート。
しかも荷物は大量(ギターもベースもあるよ♡)
彼が細い路地の方を見に行ってくれたりしたけど
ひとっつも手がかりなし!
ジョージア人らしい若者3人組が奇跡的に通りかかって
事情を話して聞いてみると
グーグルマップで調べてくれたり
とても親身になってくれたけど
結局
この荷物だからタクシー呼んだほうがいいんじゃない?
ということに。
一般的なタクシーはクレジットカード使えるしね。
でも正確な場所がわからないと乗っても仕方ない。
よし!
私がタクシーで出かけていて、SIMカードを借りて、お金を降ろしてくるよ
と思い立ったところで
颯爽と声をかけてくれる人が。
どうしたの?困ってることあるの?
と、目の色が美しいブルーの男性が。
あれこれこれまでの事情を話して、彼もAirbnbからのメールを見てくれて。
自分の携帯でも調べてくれたりしたのだけど
おもむろに道の反対側にある大きめな車を指さして、爽やかな笑顔で
僕が乗っけてってあげるよ。
と。
Really???
今世紀最大級のReally出ましたよ。
いやああビックリ。
娘が本当に驚いてた。
こんないい人いるの??って。
ほんと神様みたいな人だ。
運転し始めてちょっと話して、彼がドイツから半年前にトビリシに来たってことを知る。
ドイツからのお客さんをこの車で案内しているんだとか。
ジョージアはとっても美しい街だよ。
と心から話してくれていたのがとっても印象的。
ジョージアの素敵な風景をたくさん見てきたんだろうな。
路頭に迷っていたポイントからさほど離れていない場所に
予約していたAirbnbはあるっぽくて
でもこの辺りは小さい宿がたくさんあるらしく
彼が車から降りて、届いていたメールを頼りに探しに行ってくれた。
(Airbnbはホテルと違って看板が出ていないから見つけるのが難しい時もある)
すると彼が荷物は車から出さずにこっちに来て!
と呼びに来た。
鍵をかけないで離れるのは少し心配で、私は車が見えるところで待機。
パートナーの彼と娘が一緒について行った。
鉄格子のエントランスの中には家が何軒もあるようで
しばらく待っていると
ドイツ人の彼がやったぜーと言わんばかりの👍サインで登場!
いえーーーーい!!!
すごい!!
荷物をAirbnbの玄関まで運んで落ち着いたところで
彼の名前はラルフで、この近くに住んでいることが判明。
この辺りで見かけるだろうから、困ったことがあったら言ってねと。
ラルフ本当にありがとう。
この体験だけでもジョージアに来てよかったって思えたよ。
そして用意周到にしていたら出会えなかったってことだから
きちきち調べないってのもいいよね(たまにはねw)
Airbnbに入ると好きな花が飾ってあって
ますます和んだのでした。