こんにちは！じゃっかんあるつ（@cosmicalz）です。
フィリピンの軽井沢と呼ばれている「バギオ」に1ヶ月滞在しました。
その時にとーってもお世話になったのが
「jeepney（ジプニー）」
バギオで生活するには、このジプニーがなくてはならないのです。
バギオ滞在中、タクシーにはほとんど乗らず
どこに行くにもジプニーで行っていました。
そんなジプニーを乗り倒した私が
ジプニーの乗り方や料金などなど徹底解説！
目次
jeepney（ジプニー）って何？
ジプニーはバギオの代表的な交通手段。
フィリピンの南部のドゥマゲティではトゥライシクルが主要な乗り物だったのに対して
アップダウンの激しいバギオの中心部ではトゥライシクルが走っていません。
顔はトラック、体はバス
みたいな乗り物で、バギオのジプニーはどれもカラフルでとってもかわいい！
戦後、アメリカ軍が置いていったものを改造したものだそうで
確かにアメリカン感が漂っています。
座席は電車のように、長い座席が向かいあっていて
ぎゅうぎゅうに詰めて座ります。
jeepney（ジプニー）って乗っても大丈夫？安全なの？
小さい子どもが乗ってることも多いし
中には授乳しているお母さんも！
それくらい生活に根付いた乗り物で、外国人が乗っているのはあんまり見なかったかも。
スリに注意！
みたいなことを読んだことがあるけど
日本の満員電車みたいに、四方を人に囲まれることはなく
みんな隣同士で向かい合って座っているから
あの状況でスリが発生するとしたら、相当高度！
少なくとも、私が乗った時は安全そのものでした。
ただ、ジプニー自体が古くて
黒い煙をモクモク出して走っていることもあるので
氣になる人はマスクをつけたりした方がいいかも。
「ジプニーの段階的廃止にノー」
フィリピン政府はジプニーを段階的に廃止する方向で動いているらしく
ジプニーに代わり、バスの導入テストが始まっているんだという話を聞きました。
地元の人たちの反対が強いみたいですがどうなるのかなー。
あの可愛いジプニーが新しいバスに変わってしまうのは
とっても寂しいですよねえ。
jeepney（ジプニー）の乗り方
バギオではどこにでもジプニーで行くことができるくらい
ジプニー網が発達しています。
始発の場所を確認できるまでは少し時間がかかりますが
一度覚えてしまえば楽チン。
中心地へ向かうジプニーは
進む方向さえ合っていれば、どのジプニーも
だいたい中心地のそれぞれの終点へ向かいます。
1番後ろのドアから乗り降りします。
基本このドアは開けっぱなし。
中心エリア（始発）から乗車する場合
中心部から各エリアへ行くジプニーは何路線もあって
乗る始発の場所がそれぞれ行き先によって異なります。
看板が出ているわけでもなく、車体に書いてある行き先を見るか
ジプニーのドライバーや運賃を徴収している人に聞くのが早いです。
街なかで歩いている人やジプニーのドライバーでさえ
一発で正解を教えてくれることは稀なので
始発の場所を確認するには、忍耐力が必要ですw
中心地から各エリアに行く場合
路線を確認できるまでは、途中乗車はかなりの高度な技なので。
始発のバス乗り場まで行くことをおすすめします
中心地を挟んで東西、南北へ行きたい場合などは
中心地で乗り換えが必要だったりするので
それは少し不便かなー。
各エリアから中心地へ行く場合
各エリアから中心地へ行きたい場合は
進む方向さえ合っていれば、どのジプニーも中心地へ向かうので
手を挙げるだけで、ジプニーは止まってくれます。
中心地へ向かうジプニーはたいてい混み混みなので
時間帯によっては何台も見送ることになります。
1人だったらぎゅうぎゅうに詰めてくれたりもするので
諦めずに手を挙げ続けましょう。
ジョージア人もそうだけど
フィリピンの人も、他人との距離感がとても近い！
隣の人とぎゅうぎゅうに密着することになんの抵抗もないのです。
jeepney（ジプニー）の運賃の支払い方
現金払いです。
ぴったりの現金を持っていなくても
お釣りをもらえるから大丈夫。
（ただし、1,000ペソや500ペソは無謀です。）
中心地（始発）から乗る場合
ジプニーに乗り込む時に、現金を徴収している人がいるので
その人に渡しましょう。
入り口に人がいない時は、ドライバーに直接渡せば大丈夫。
途中乗車の場合
途中乗車の場合は、ドライバーに渡します。
縦に長い乗り物なので、乗る場所によっては
ドライバーまでメチャ遠い場合が。
そんな時も大丈夫。
隣の人に現金を渡すと、バケツリレー方式でドライバーまで現金を回してくれます。
お釣りがある場合も、その方式で手元まで
ちゃーんと返ってきます。
私はこのシステムが大好き。
jeepney（ジプニー）の料金は？
距離によって運賃は異なります。
2023年11月現在、近距離はたいがい13ペソでOKでした。
お年寄りや学生はちょっと割引があります。
ジプニーによってはドライバーの後ろに料金表が貼ってある場合もあります。
わからない場合は、隣の人に聞くのが1番。
フィリピン人はとっても親切なので、ちゃんと教えてくれますよ。
jeepney（ジプニー）の降り方
ジプニーの便利さは、どこでも好きなところで降りることができる点。
ブザーなどのボタンはないので
「パラポ（止まってください）」と言うか
天井をカンカンと手で叩いて合図をすればOK。
ドライバーに伝わらなかった場合でも、周りに人が代わりに伝えてくれますよ。
（フィリピン人は本当にみんな優しい。）
まとめ
カラフルでとっても可愛い便利で安い乗り物ジプニー。
乗り方をマスターしてしまえば
どんなところへもジプニーで行けて快適です。
