こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
今回は、フィリピン政府が2025年からスタート予定の
デジタルノマドビザ(Digital Nomad Visa) を徹底解説します。
フィリピンは、「リモートワーカーにとっての天国」を目指し、
2025年4月24日にマルコス大統領が「大統領令(EO No.86)」を署名。
リモートワーカー向けの法整備を進め、6月末(約施行60日後)から
ノマドビザの受け付けを開始する予定です。
フィリピンってどんな国?
東南アジアに位置する島国で、7,600もの島々と美しいビーチを持つフィリピン。
英語が広く通じ、親しみやすく費用も比較的安いことに加え、
デジタルノマド界隈ではすでに人気の滞在先でした。
Wi-Fiやコワーキング環境の整備も進んでおり、
ノマド文化の受け皿として注目が集まっています。
フィリピンのデジタルノマドビザの概要
ビザ名:Digital Nomad Visa(DNV)
導入背景:2025年4月24日、マルコス大統領が発令した大統領令により実施が決定。
開始時期:令発効から60日以内にパイロット運用開始(2025年6月末〜7月初頃)
滞在期間:最長12か月(1年)の滞在が可能で、さらにもう1年の延長が可能(合計2年)
申請形態:オンライン申請やフィリピン大使館で申請予定。渡航後の観光ビザからの切替も議論中。
フィリピン・デジタルノマドビザの要件(2025年9月時点)
・対象者: フィリピン国外の企業に雇用されているか、フィリピン国外のクライアントと契約しているリモートワーカー
・滞在期間: 最長1年間、さらに1年間の延長が可能(合計2年まで)
・収入要件: 月額3,000米ドル以上(約45万円、2025年時点)
・健康保険: フィリピン滞在中に有効な医療保険への加入が必要
・犯罪歴: 無犯罪証明書の提出が必要
・申請料: まだ公式に金額は確定していないが、数百ドル程度と予想されている
税制と追加ポイント
・DNVホルダーはフィリピンでの課税対象外(国外収入のため)
・183日以上滞在すると税務上の居住者になる可能性があるが、DNVでは非居住扱いの例外が見込まれています
まとめ
フィリピンのデジタルノマドビザは、東南アジアらしいトロピカルな暮らしをしながら、
合法的にリモートワークができる新しい選択肢です。
収入要件が割と高めですが
最大2年の滞在、再入国可、健康保険や海外収入の証明で取得可能な点が魅力です。
でも、申請開始日や詳細な申請方法、家族帯同の可否などはまだ未確定。
ご自身で最新情報を確認してみてください。