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【海外ノマド】セルビアのデジタルノマドビザを徹底解明!

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

今回のデジタルノマド向けのビザは「セルビア」。

セルビアは、近年、デジタルノマドに対して魅力的な国となっています。
特に、セルビアの「デジタルノマドビザ(Temporary Residence for Remote Work)」は、
リモートワークをしている外国人にとって非常に便利なオプションです。

2022年に導入され、外国人がセルビアに長期間滞在しながらリモートワークを行うことができるビザです。

題名ではわかりやすいようにデジタルノマドビザと書いてますが、
ビザではなく許可証です。

そのセルビアの滞在許可証「Temporary Residence for Remote Work」
について徹底解明!

そもそもセルビアってどこ?


セルビアは、南東ヨーロッパのバルカン半島に位置する内陸国で、
歴史、文化、地理的な面で多様性を持ち、過去の紛争や政治的な課題を抱えながらも、
観光地としての魅力や豊かな文化を有していて、今後の発展が期待されています。

セルビアは日本の国土の1/5ほど。

日本からだと直行便はなくて、ヨーロッパなどで乗り換えとなります。

セルビアのデジタルノマドビザの概要

この許可証は、リモートで仕事をしている人が1年間、
セルビアに滞在することができるものです。

・ビザのタイプ: 一時的な滞在許可(Temporary Residence for Remote Work)
・滞在期間: 最長1年間。1年後には更新が可能です。
・対象者: リモートワークをしている外国人(セルビア国内で雇用されていないことが条件)

セルビアのデジタルノマドビザの要件は?

【リモートワークの証明】

海外での雇用契約書(リモートで働いていることが確認できるもの)。
収入証明書(安定した収入があることを示す給与明細や銀行の取引明細書など)。
自営業の場合は、ビジネス登録書や税務関連書類。

【十分な収入】

セルビア当局は、申請者がセルビア滞在中に自立できるだけの収入を持っていることを確認する必要があります。
2023年現在、月収の目安として、最低でも2,500〜3,000ユーロ程度が求められることが多いです。
(日本円で400,000〜450,000円)※2025年1月時点

【健康保険】

セルビアでの滞在期間中に有効な健康保険が必要です。

【住所証明】

セルビアでの住居証明(契約書、賃貸契約など)が必要です。

家族の同伴はできるの?

セルビアでは、滞在許可証の申請に配偶者と未成年の子どもを含めることができます。

マルタ・ノマド滞在許可証の申請料金は?

申請料は300ユーロ(約48,000円)。
扶養家族を追加する場合は、1人につき300ユーロの追加料金を支払うこと。

マルタ・ノマド滞在許可証に必要な書類は?

セルビアのデジタルノマドビザ(Temporary Residence for Remote Work)
を申請する際に必要な書類は、以下の通りです。

・有効なパスポート

申請者のパスポートは、申請日から最低でも3ヶ月以上の有効期限が必要です。

・申請書

セルビアの移民局で提供されているビザ申請書を記入します。
オンラインで事前にダウンロードできる場合もあります。

・パスポート用写真

規定に沿ったサイズの最近の写真(通常、2〜3枚)を提出します。

・リモートワークの証明

雇用契約書(リモートワークを行っていることが確認できるもの)。
もし自営業の場合は、ビジネスの登録証や税務関連書類(例えば、VAT番号や事業免許など)。

・収入証明書
安定した収入があることを示すために、過去の給与明細書や銀行の取引明細書を提出します。
月収が2,500〜3,000ユーロ程度であることが求められる場合がありますが、これは目安です。

・健康保険証明書

セルビア滞在中に有効な健康保険に加入していることを証明する書類。
海外旅行保険や、セルビアの公的または民間の健康保険への加入証明書が必要です。

・住居証明書

セルビアに住む場所が確保されていることを証明するための書類。
例えば、賃貸契約書やホテルの予約確認書などです。

・無犯罪証明書

申請者の居住国からの無犯罪証明書(背景チェック)を提出する必要があります。
これにより、過去に犯罪歴がないことが確認されます。

・ビザ申請料の支払い証明

ビザ申請には手数料がかかります。申請料を支払った証明書を提出します。
手数料の額は申請するビザの種類によって異なる場合がありますので、
最新の料金を移民局で確認してください。

・家族の同伴申請の場合(オプション)

結婚証明書(配偶者が同伴する場合)
出生証明書(子供が同伴する場合)
家族全員分の健康保険証明書、住居証明書なども必要です。

申請手順

必要書類を準備し、セルビアの移民局または大使館で申請を行います。
書類審査が行われ、追加書類を求められる場合があります。

ビザが承認されると、滞在許可証が発行されます。

税金について

セルビアが課税するのは、セルビア国内で得た収入のみです。
外国の企業や顧客から得た収入については、、基本的にセルビアでの所得税は課税されません。

ただし、セルビアの税法によっては、特定の条件下で外国から得た収入にも
課税される場合があるため、状況に応じて専門家に相談することが重要です。

ちなみに
日本とセルビアは 二重課税回避協定(Double Taxation Agreement, DTA) を締結しています。

まとめ

セルビアのデジタルノマドビザは、
リモートワークをしている外国人にとって非常に便利で
コストパフォーマンスの高い選択肢です。

特に、生活費が安く、自然や文化が豊かな環境で
仕事をしたいと考えるデジタルノマドには理想的な選択肢と言えるでしょう。

ビザを申請する際には、最新の要件や変更点を
セルビアの移民局や大使館で確認することをお勧めします。

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じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 旅にまつわるあれこれのおせっかいを焼いています。 「痒いところに手が届く」をモットーに書いていますので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。