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【海外旅行者必見】日本に帰国する際の空港での流れや必要書類を徹底解説!入国後の自主隔離期間を短縮する方法も!

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

ワクチン接種証明書の提示がなくても入国できる国が増えてきています。
中にはPCR検査陰性証明書も不要な国も。

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海外旅行も現実的に!

とはいえ、世界有数の水際対策の厳しい国、日本。
海外旅行はいいけれど、日本に帰国する際の書類や要件がやたら細かい!
そして厚生労働省のサイトが細かくてわかりづらい!

もしかしたら帰国するのが1番大変かも!?

一連の流れと必要書類について説明していきます。

6月から一日の入国者の総数を2万人に引き上げる方針で、それに合わせて空港での検疫を緩和する方向との発表が。(5/18)
この面倒な手続きが早くなくなってくれることを祈りつつ。

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日本帰国時に必要なこと

厚生労働省HPより
現在、日本の各空港では、入国者の増加により、到着した時間帯によっては到着空港において検疫等の手続に時間を要しています。中でも成田空港は夕方に到着する便が集中しており、さらに週末など搭乗者数が多い日は通常以上に時間がかかることから、検疫等の手続が公共交通機関の運行時間内に終了しないこともあります。フライト到着後の検疫手続の遅延等により、あらかじめ手配していた公共交通機関を利用出来なかった場合に発生する諸費用については入国者ご本人の負担となります。
 検疫業務へのご理解をお願いするとともに、自宅等に移動するための公共交通機関(乗継ぎ便など)の予約はフライト到着時刻の5時間後以降を目安に行っていただくことや、夕方以降に到着される方については空港近隣で一泊するなど、余裕を持った計画を心がけていただくようお願いします。
 空港から自宅等待機のために自宅等に移動する場合、必要最小限のルートに限定して、空港検疫での検査(検体採取)後24時間以内までは、入国の翌日であっても公共交通機関を利用することができます。

※現在、海外から入国するすべての方を対象に空港において検査を実施しています。

入国時の検疫で必要なもの

検査証明書の提示

出国前72時間以内に受検した新型コロナウイルス陰性証明書を入国時に検疫官に提示する。

スマートフォンの携行、必要なアプリの登録

・誓約書の誓約事項の実施や、位置情報を提示するために必要なアプリ等を利用できるスマートフォンが必要となる。
・スマートフォンを持っていない場合は、入国前に空港内でスマートフォンを自己負担でレンタルする。
(これらのアプリが動作可能なOSバージョンは、iPhone端末:iPhone 13.5以上、Android端末:Android 6.0以上)

必要なアプリは2つ!
※MySOSのアカウント登録、スマートフォン位置情報の設定、COCOAのインストールを入国時までに済ませておくこと

健康居所確認アプリ(MySOS)
自身の位置情報と健康状態を報告するために必要。また、センターからのビデオ通話に応答し居所確認をするために利用する。

②接触確認アプリ(COCOA)
新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受け取ることができる。

Google Play
App Store

誓約書の提出

こちらの誓約書と次に説明する質問表は、「ファストトラック」アプリを利用する場合はそちらで回答等できて便利です!

待機期間中における公共交通機関の不使用、自宅等での待機等について誓約する。
「誓約書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機となる。

※可能な限り空港到着前に厚生労働省のホームページから最新版の誓約書を印刷し、記入を済ませておくこと。
※「ファストトラック」を利用する場合は印刷する必要なし。

誓約書 日本語
誓約書 英語

質問票の提出

待機期間中における健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認する。

質問表

※「ファストトラック」を利用する場合はそちらで質問に答えること。

ワクチン接種証明書の提出

待機期間の緩和等を希望する場合(任意)。

日本入国時に必要な検査証明書の要件

2022年5月20日現在

検査証明書

①検体採取が出国前の72時間以内(×結果判明が出国前の72時間以内ではない)

②検査証明書の様式は所定のフォーマットを使用すること

【検査証明書に記載する事項】

・所定のフォーマットを使用することが困難な場合には、任意のフォーマットの提出も妨げられないが、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要がある。

③検査方法
■real time RT-PCR法
real time reverse transcription PCR
■LAMP法
Loop-mediated Isothermal Amplification
■TMA法
Transcription Mediated Amplification
■TRC法
Transcription Reverse-transcription
Concerted reaction
■Smart Amp法
Smart Amplification process
■NEAR法
Nicking Enzyme Amplification Reaction

■次世代シーケンス法
Next Generation Sequence
■抗原定量検査
Quantitative Antigen Test※
(CLEIA/ECLIA)
※ 抗原定性検査ではない。

④検体採取方法
■鼻咽頭ぬぐい液 ■鼻腔ぬぐい液※ ■唾液  ■鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合
※ 鼻腔ぬぐい液検体は核酸増幅検査のみ有効

ワクチン接種証明書

①政府等公的な機関で発行された接種証明書であること。 

②以下の事項が日本語又は英語で記載されていること。
・氏名 ・生年月日 ・ワクチン名又はメーカー ・ワクチン接種日 ・ワクチン接種回数

③以下のワクチン(ワクチン名/メーカー)のいずれかを2回接種していることが分かること。
・コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)
・バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)
・COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderna)筋注/モデルナ(Moderna)
・Janssen COVID-19 Vaccine/ヤンセン(Janssen)
・COVAXIN/バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)
・ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)(令和4年4月25日から適用)

④以下のワクチン(ワクチン名/メーカー)のいずれかを3回目以降に接種していることが分かること。
・コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)
・COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderna)筋注/モデルナ(Moderna)
・ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)(令和4年4月25日から適用)

詳細はこちら

②空港での検査

・空港で検査を受ける。
・検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で待機
(到着から検査結果判明まで1~3時間程度だが、再検査をするなど状況によっては到着の翌日に判明する場合があり、その後、入国の手続きとなる。)
・結果が陰性と判定された場合は、待機期間中は自宅等で待機。

空港での検疫手続きの事前登録ができる「ファストトラック」

日本に入国する前に、アプリ上で検疫手続きの一部を事前に済ませることができる。
*現在混み合っているため、目安として日本への入国予定日から2週間以内の登録をしておくと安心。

・成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港より入国する場合に利用可能。
・12歳以下(入国時点)の同行者がいる場合は、アプリのインストール時に「同行者の登録」で氏名等を登録することで、保護者等と一緒にファストトラックのための登録ができるようになる。
搭乗便到着予定日時の6時間前までにアプリ上での事前登録が完了していない場合は、ファストトラックが利用できない。

用意するもの

・MySOSがインストールされたスマートフォン等
・パスポート番号
・ワクチン接種証明書(任意)→日本政府が認めたもの
・検査証明書→出発前72時間以内のもの

利用方法

MySOSアプリをインストール
「日本入国前に検疫手続きの一部をアプリで行うことが可能です。こちらの機能を利用しますか。」というメッセージが表示されたら「はい」を選択。

②登録画面をひらく
MySOSアプリの「検疫手続事前登録」ボタンをタップする。

③MySOSアプリから必要書類を登録
アプリの指示に従って、質問票・誓約書・ワクチン接種証明書(「有・無」を選択)・出国前72時間以内の検査証明書を登録する。

④審査
・センターでの登録内容の確認が完了するとアプリ画面が緑に変わる。
・検査証明書を事前に登録せず空港で提示する場合はアプリ画面は黄色となる。
・申請内容に不備がある場合は赤色になる。再登録すること。

⑤日本入国時MySOSの画面を見せる

下記の手続きが画面を見せるだけで完了する
【緑色の画面】
・MySOSダウンロードの確認
・質問票、誓約書の入力
・ワクチン接種証明書有無の確認
・出国前72時間以内の検査証明書の確認

【黄色の画面】
・MySOSダウンロードの確認
・質問票、誓約書の入力
・ワクチン接種証明書有無の確認

入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続等を行える「Visit Japan Webサービス」

Visit Japan Webサービス

デジタル庁が提供する、海外からの入国者(海外から帰国する日本人も含む)が入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続等を行えるウェブサービス。

できること

・陰性証明書のアップロード
・WEB上での税関申告事前登録
・(外国籍のみ)外国人入国記録の登録

できないこと

・ワクチン接種証明書のアップロード
・日本帰国の際に必要な誓約書、質問表の事前登録

ということで、日本に帰国する際には
「Visit Japan Webサービス」よりも「ファストトラック」の方が、現在日本必須な入国手続きがアプリ上で完結します。

入国後の自宅等待機期間の短縮について

入国後の自宅等待機期間短縮の流れ

入国後3日目以降に自主検査を受けて、陰性結果が出れば
自宅隔離期間を終了することができます。

【日本】3月1日以降の日本入国後の自主隔離期間を短縮する方法こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。 日本の水際対策が3月1日から大幅に変更になりますね。 https...

入国後の公共交通機関の使用について

下記に該当する場合、入国後の待機のため自宅等まで移動する際は、公共交通機関の使用が可能
※入国時の検査(検体採取時)から24時間以内に移動が完了し、かつ自宅等までの最短経路での移動に限る。

公共交通機関が利用できる
・指定国・地域以外から帰国・入国する
・指定国・地域から帰国・入国する方で、ワクチンを3回接種している

指定国・地域(ロシア全土、韓国、エジプト、パキスタン、ブルガリア、南アフリカ共和国、ラオス)
※2022年5月20日現在

入国後(待機期間中)に必要なこと

入国者健康居所確認アプリ(MySOS)による居所確認・健康状態の報告

①現在地の報告
1日複数回「現在の位置情報」を求める通知が届く「現在地報告」ボタンを押して応答する

②ビデオ通話への応答
「入国者健康確認センター」から登録待機場所への居所確認のためのビデオ通話に応答する。

③健康状態の報告
1日1回、「健康状態の報告」を求める通知が届く→通知に記載の案内に従い健康状態を報告する

指定された待機期間中に出国の予定がある場合

指定された待機期間中に出国の予定がある場合は証明書類の登録が必要になる。

特別な状況の届出

健康居所確認アプリ(MySOS)の「特別な状況の届出」画面より書類の画像を提出する。
特別な状況の届出
MySOSによる提出ができない場合は、入国者健康確認センター(followup@hco.mhlw.go.jp) へ提出する。

※センターでの内容確認が完了したら(1ー2日程度)、通知に沿って応答をする必要はない。また、受付を完了したという通知を受け取った後はMySOSをアンインストールしてOK。なお、出国情報は出入国在留管理庁に照会される。

ABOUT ME
じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 有機農家のパートナーと2021年4月にジョージア🇬🇪へ子連れ移住しました!(娘は中2だけどジョージアでは中1)。ジョージアワイン大好き🍷娘がトビリシのWaldorf Schoolに通っています。 氣功整体師。旅にまつわることを発信中!