こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
ちょっと目を話したスキに、海外でノマドビザを採用している国が増えていました。
当初この記事を書いた時は19選で、現在は24選。
今回増えた1つに台湾があります。
台湾にはデジタルノマドを対象にしたビザやプログラムはありませんが
該当すれば最長3年間滞在が可能で
なんと永住権にも繋がるというプログラムが始まっています。
今回はそのプログラム
「Taiwan Employment Gold Card」をご紹介!
目次
台湾ゴールドカードとは
Taiwan Employment Gold Card(以下台湾ゴールドカードを記載)は
台湾政府が発行する特別な許可証で、高度なスキルを持った外国人にとって
とても魅力的なプログラム。
台湾雇用ゴールドカードは、2017年10月に施行された〈外国人専門人材の募集と雇用に関する法律〉の一部です。これは、高度なスキルを持つ外国人人材を台湾に誘致するためのより包括的な政府のイニシアチブの一環です。
2018年に開始された台湾ゴールドカードは、4-in-1カードで、労働許可証、居住者ビザ、外国人居住証明書 (ARC)、再入国許可証を組み合わせたものです。オープンワーク権が付属しているため、台湾の (または複数の) 企業で働くことも、自分のビジネスを開始することもできます。
2018年以降、85カ国、5,024人の外国人が参加しています。(2022年9月現在)
4-in-1とは?
労働許可証:カード所有者が自由に就職活動を行い、いつでも就職でき、合法的にアルバイトをし、自由に転職することができる。
居住者ビザ:カード所有者が台湾に180日以上滞在できる長期ビザ。
外国人居住証明書:台湾に合法的に居住できることを証明する物理的なIDカード。
再入国許可:台湾から無制限に出入国できる(COVID-19の期間でも)。
滞在できる期間は?
このカードは、台湾に1~3年間滞在して働くことができます。
台湾を離れて再入国することができます。
現在、原則台湾への入国は禁止となっていますが
台湾ゴールドカード保持者は出入国が認められています。
台湾ゴールドカードはどんな人が申請できるの?
法律、金融、建築、教育、文化芸術、スポーツなど、
さまざまな分野で専門知識やスキルを持っていたり、活躍している人が対象。
例えば金融のカテゴリーだと
以前または現在、外国または中華民国で役職に就いていて、直近の月給が160,000台湾ドル(約75万円)以上であること。
スポーツのカテゴリーだと
代表チームの選手として活躍し、台湾のスポーツ競争力のレベルを高めるのに役立つ優れたスキルを持ち、次のいずれかの成果を達成したもの
・オリンピックの公式競技で上位6位以内に入る。
・公式競技のアジア競技大会で上位2位まで入賞。
・世界大会の公式競技で1位。
見て分かるとおり、レベルがとても高いのです‥
申請資格がある業種
申請資格がある業種は以下
・科学技術
・経済
・教育
・文化・芸術
・スポーツ
・金融
・法律
・建築
・国防
・特別なケース
資格チェックをしてみよう!
ゴールドカード資格チェックはこちらで
ただしスキルがなくても
ただし、スキルがなくても、業種一覧に「特別なケース」というカテゴリーがあって
月収16万台湾ドル (約75万円) を証明できる場合は、応募できます。
台湾ゴールドカードのメリット
・家族も連れてくることができる。
・このカードは、求職中の個人に発行される公開就労許可証のため、雇用主による事前確認の雇用も申請も必要としない。
・台湾で初めて働くゴールドカード所有者は、最初の5年間の年収が300万台湾ドルを超えると、50%の税額控除を受けることができる。
・3年後に永住権の申請が可能(香港・マカオ居住者を除く)。ROCで博士号を取得すると、必要な3年間のうちの1年間にカウントされます。
・ゴールドカードの所有者、およびその扶養親族は、6か月の加入を待つことなく、国民健康保険制度に直接加入できる。
家族の永住権について
ゴールドカード保持者が少なくとも3年間永住権を保持した後、その配偶者、未成年の子供 (または自分自身の世話をすることができない精神的/身体的障害のある成人の子供) が少なくともさらに3年間連続して滞在する場合(年間平均183日以上)永住権を申請できる。
台湾ゴールドカード申請について
申請方法
ゴールドカード申請はウェブサイト上で完了します。
こちらのページから
申請料金
ゴールドカードの料金は、国籍とカードの有効期間に応じて、100米ドルから310米ドルの間(約14,000〜44,000円)です。
※2022年9月のレート
申請にかかる期間
・完全な申請には30日かかる。
・追加の補足書類が要求された場合は、50~60日かかる。