こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
日本に一旦帰国して早2ヶ月。
ジョージアで出会ったワンコを連れて帰国すること決めた時に
一番問題になったのが
ワンコも一緒に住める家問題。
一足先に帰国していたパートナーの彼が
いろいろ探してくれていたものの
ペット可で庭があるような戸建がなかなかない‥
ジョージアではアパート暮らしだったから
どうせだったら愛犬に庭のあるオウチで楽しんでもらいたい!
そこで候補に挙がったのが
友達が住んでいた家。
私が帰国をする時期に
ちょうど別のところへ引っ越しが決まっていて
Goodタイミング♡
友達が住んでいた賃貸は家の裏に広場?ってくらい
広い敷地があってそこで焚き火もできるし
友達は大型犬を飼っていたからペットももちろん可。
湿氣が凄まじいという問題がありながら
相当な好条件。
ジョージアからワンコをなんとか連れて帰ってきて
すぐにその日からその物件に住み始めたよ。
目次
夢だった薪ストーブを設置したい!
ジョージア移住前も古い家に住んでいた私たち。
東京よりも寒いエリアだから
冬場は灯油ファンヒーターなしでは暮らせなくて
リビングでは
コタツ+灯油ファンヒーターで温まり
それ以外の部屋は息が白いのがわかるほどの温度
台所なんて、めちゃ寒だったなーーー
古い日本家屋って建て付け良くないよね
窓を閉めていても時々風を感じることもあったしw
周りでは薪ストーブを導入している家もあって
いいなーーーつけたいなーーー
って不動産屋さんに相談してみたら
大家さんに聞くまでもなく却下だったんだよねえ
そしたら今度の物件は
以前住んでいた友人が薪ストーブを使っていたから
もちろん設置オッケー!
ってことで念願の薪ストーブを置けることになったよ
薪ストーブで必要なもの
薪ストーブ暮らしには細々と必要なものがあるけれど
部品をそろえれば自分でなんとか設置できる感じ。
以下は私たちが揃えたものです。
ストーブ
薪ストーブは大きく分けると2種類あって
・鋳物のストーブ
・スチール製のストーブ
スチール製のストーブは
ダルマストーブとか時計型ストーブといわれていて
・安い
・狭いエリア向き
・着火からあったまりまでのスピードは優秀
・鋳物ストーブよりも熱がすぐ冷める
という特徴が。
私たちは保温性に長けている鋳物のストーブをチョイス。
鋳物のストーブもピンキリで
高いものだと何十万もするものも!
いろいろ見比べて行き着いた結論は
ホームセンターでゲットできるストーブで十分。
ホームセンターで現物を車に乗せて持ち帰りました。
めっさ重い!
送ってもらうと送料高いんだよね。
煙突
あと必ず必要なのが煙突。
たまたま友人の家に数本使っていない中古の煙突があって
(そんなことある?)
いただけることに。
煙突も新品は1本2,000円くらいするから有難い
我が家は直筒を 合計5本
エルボ 1本
先端部分 1本
使っています。
煙突って径の落とし穴があるから、要注意だよ。
100φ と 106φ なんてほっとんど変わらないから
よくみないと違う径を買っちゃうはめに
(経験者はここです)
メガネ石
我が家の場合は縁側に薪ストーブを設置して
壁から煙突から出すという仕組みに。
ということは
壁に穴を開けなければならない
ってこと。
(これは大ごと)
でもたまたまこの家は壁の上の部分が窓になっていて
そこから煙突を出すことができてラッキー
窓に煙突を通すと、それ以外の開いている部分が寒くてしょうがないでしょ?
その部分は「メガネ石」といって
石や板なんかに煙突の径の穴を開けたものを利用します。
市販品もあるけれど自分で作る人もいたり
作る場合でもめっちゃ立派なものを作る方もいたりで
千差万別。
我が家は前の住人である友達が残していってくれた
手作り品をそのまま利用。
なんといっても薪!
薪ストーブユーザーにとって常に頭にあるのは
女子高生にとっての洋服のように
薪がとにかく欲しい!!
サンタさん溢れるほどの薪をください!
どれだけ確保しても安心できない薪。
薪ストーブで使う薪の量って半端なくて
知り合いは2年先までの薪を用意していて
用意周到を絵に描いたようなタイプ。
理想はさ、そうやって玉木(丸太)を自分で薪割りをして
薪置き場に整然と並んでいる状態。
でもさ、わかっちゃいるけどなのよ。
薪の消費がすごすぎて。
しかも玉木だって手に入る環境じゃないとだしね。
私たちは薪ストーブ初心者で
急に薪ストーブを設置しちゃったから
薪探しが急務。
以前この家に住んでいた友達が置いていってくれた
太めの薪が少しあるから
それで食い繋いでいる状態
現場の仕事をしている友達から端材をもらったり
少し車で行くとダムがあって
そこに持っていってもいい流木を置いてあるからいただいたり。
広葉樹がどうだ、針葉樹はどうだ
ってよく言われているけれど
大きめの材で、よく乾いていること
が一番重要な氣がするな
焚き付けの材も必要で
それは犬のお散歩の時に細い枝を拾ったり
車で走っている時に杉の乾いた葉が見えたら
急いで停めて拾い集めたり。
山道なんかは常に「薪眼」になっています。
これはこれで楽しい作業。
チェーンソー
流木、実際見たことがありますか?
もう本当にいろいろな形、長さをしていて
我が家の薪ストーブの幅は50cm弱。
ちょうどいい木が落ちていてくれたら拾うだけでいいのだけど
だいたい大きかったり長いから、ちょうどいい大きさに切る必要が。
それにはやっぱり
「チェーンソー」が必要。
これはメルカリでゲットしたよ。
斧とナタ
斧は玉木をゲットできた場合に、薪割りをするのに必要。
ナタは細かい作業をしたい人には必要かな。
焚き付けを作る時とかね。
灰取り用スコップ
薪ストーブの中に信じられないくらいすぐに灰がたまります。
氣がついたらそれを掻き出す作業が必要に。
移植ごてとかでもいいかもだけど
服や腕にススがつくし、柄が長いものの方が
断然使いやすいです◎
実際薪ストーブ生活ってどうよ?
薪ストーブ生活2ヶ月経過。
私たちどうしてもっと早く出会わなかったんだろう!?
ってくらいサイコーです。
睡眠の質の変化
まず睡眠の質が変わるよ。
私たちは睡眠に関しては全くノープロブレムで
私も彼も布団に入れば1分も経たずに眠ってしまうほどなのだけど
そんな私たちでも
グッと寝た感があって、毛布1枚で寝れちゃうのもステキ。
夜中目が覚めてもあったかみを感じられて
我が家のワンコも熟睡です
以前住んでいた古い日本家屋は
冬場めーーーっちゃ寒くて
敷布団の上に毛布を敷いて
その上に寝て毛布をかけ
さらにその上に掛け布団をかけ
さらにその上に羽毛布団もかけ
それでも寒かったー
寒いと身体をぎゅっとしちゃうよね
あったかみの種類も灯油のファンヒーターとかと違って
柔らかくて身体の芯まで届くやつ
めっちゃ氣持ちいいいーーー
あと厚着をしなくていいから動きやすいし
動くことに対して積極的になれるよね。
灯油の消費量の変化
灯油だけで暖を取っていた頃は
しょっちゅうガソリンスタンドへ行って灯油を買ってたなあ
しかも最近灯油も高い!
薪ストーブを導入してから
灯油ストーブを全く使わなくなったかっていうと
そうじゃなくて
主にお風呂場の脱衣所でお風呂に入る前後に使っています。
それとは別にお風呂が灯油のタイプなので(田舎あるある)
それには灯油を使わなきゃだけど
暖を取るための灯油消費量は劇的に減りました。
灯油をファンヒーターの缶に入れる作業は地味にかったるいから
これは助かる◎
薪ストーブのデメリットってある?
火事
薪ストーブで一番怖いのが火事。
実際家が全焼したケースを知っています。
煙突の掃除をしっかりすることが重要ですね。
少し高いけれど、二重煙突にすると火事のリスクが低くなります。
煙
薪ストーブには切っても切り離せないのが「煙」。
これはねえ、田舎でも問題になるくらいだから
家が密集していたり、保育園幼稚園が近所にあったりすると難しいのかも。
洗濯物を干しているところに煙が流れてきたら
いくらおおらかな人でも氣になるよねえ。
薪集め
薪ストーブは
薪集めにはじまり薪集めにおわるっていう言葉があるくらい
(そんな言葉ない)
薪集めに翻弄されることになります。
生活環境が薪集めに適している場所
ズバリ「田舎」
に住んでいると
薪コミュニティがあったり、流木がもらえたり
焚き付けの枝やスギ葉が拾えたりするけれど
そうじゃない場合は
貴族じゃないと無理です。
薪周りがよごれる
私たちは全く氣にならないのだけど
薪ストーブ周りは常に汚れる危険性にさらされます。
乾いたスギ葉や薪の凶暴性よ
ところかまわず、カスが散乱。
細かいゴミやカスが氣になって仕方がない人は
薄いストレスを毎日抱えることにw
細かいことは氣にせずいこうじゃないか
というのが薪ユーザーからのメッセージです。