ジョージア生活

【ジョージア生活】トビリシの動物病院もなかなかのカオスっぷりだった

こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。

運命的な出逢いで家族が増えたのです、我が家。

【ジョージア生活】新しい家族がやってきた!犬との暮らしがスタートこんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。 運命の出逢いってあるのですよ。 ジョージには野良のワンコがたーく...

家に来てからも元氣がなかったり脚を引きずっていたりで
氣になることが割と多かったから
まずは動物病院へ連れて行って診てもらうことに

ジョージア人は犬も猫も大好きで
実際飼っている人もとても多いから、ペットフードなんかを売っているお店がとても多くて。

でも思ったほど動物病院がない。
(関係ないけど歯医者はビックリするほどある)

それで家の近くのエリアで2つ、
Google Map上の口コミがとてもいい動物病院を見つけて
そのうちの1つへWhatsAppで連絡するも返事なし。

仕方ないから電話してみた。
最近電話をかけるのもハードルが低くなっていて
(決して英語やジョージア語が上達したからではなく慣れた)

電話に出た女性は英語で話してくるのを聞いてすぐに別の女性に代わって。

予約は必要ないわ。
ちょっと待つかもしれないけど来てみてね
と親切に教えてくれた。

バスに揺られること10分。

ジョージアのいいところって動物と一緒にバスやタクシーに乗れること。
どのくらいの大きさまで許されるかナゾだけど。

こないだはウサギと一緒に乗ってる人もいたり
小型犬はバスに乗ってるのをよく見るよ。

我が家のポンチキは体調が良くないせいもあって
めちゃ大人しいから何の問題もなくバスクリアー。

病院に着いてみると、犬やら猫を連れた人がたくさん。

受付らしき机に座っている女性はジョージア語オンリーみたいで
そばに座っていたワンコの飼い主さんが訳してくれた。

その受付の女性に具合を伝えただけで
特に何か受付をするでも用紙に記入するでもなく待っていると

次々に大型犬、小型犬、ゲージに入った猫などなど
診察室に入っては出ていって
みんなおとなしくてビックリする。

犬がたくさん集まってるけど吠えてるコなんてまったくというほどいないし
診察室から声もしない

診察室はオープンで
中でなにが執り行われているのか丸見え。

1つの部屋に大きな台が3つあって、
いろんなワンコが入り混じって診察や治療を受けている。

そういえば私は犬も猫も飼ったことあるけど
動物病院の記憶は皆無。行ったことあったのかなあ。
だから日本のそれとの比較はできないんだけど

すると体格のいいでも柔らかい感じの若い先生に呼ばれて診察室へ。

どうしたの?ベイビーと。

ある程度説明するとちょっと身体を診てくれて
この病院のボスがあと15分くらいで到着するから
もう少し座って待っててね。って

玄関の外で待っていると、1台の車が到着。
そこから出てきたのは、想像とは正反対のものすごく強そうな女性。

短髪ででも化粧はキッチリしていて
眼光鋭くて
ケンカしたら絶対に確実に負ける。

明らかにここのボスだ。

そうここの動物病院の名前は
「Natia Beridze Vet Clinic」

彼女がおそらくNatia。

ちょうど外で一服していたさっきの体格のいい男性先生が
すかさずNatiaの荷物を持って一緒に中へ。

玄関のすぐそばにいたポンチキを抱いた私の横を通り過ぎる時に
男性先生と話しながらもポンチキの頭をグリグリと。

なんて貫禄があるのだ。
そして動物好きで笑うと可愛らしい。

すぐにそのNatiaに呼ばれて緊張しながらも診察台にぽんちゃんを乗せる私。

私が何か言う前に
耳に大きな穴が開いているのをすぐに見つけたNatia。

昨日耳についていたタグをパートナーがハサミで取ってくれたんだけど
子犬には大き過ぎるタグだったから
まるでロック系バンドマンのピアスホールのような穴があいてるの。

バリカンでその部分の毛を刈ってすぐに消毒。

子犬にこんな大きなタグをつけるなんてクレイジーだ
とめちゃ怒ってくれて

お腹の去勢処理をして縫ってある部分も
念入りに触って
ホメオパシーの注射をするから、あなたもここを押さえてって
私はぽんちゃんの下半身を押さえてたけど、注射は痛くなさそうだった。

びっこを引いている脚の部分は、何かわからないけどぶつかったんだと思う
折れてはいないけど治るのに時間がかかりそうと。

後脚に力が入ってないのは
この去勢手術のせいよ。と

こんな小さな子犬にこんなことするなんてクレイジーだと
またもや怒り悲しんでくれた。

そしてワクチンの話を始めたもんで
このコは耳にタグをつけていたし、それってワクチン済みってことなんでしょ?

と聞いてみると

「ここはジョージアよ」
とニヤっと笑って去っていくNatia。

えーそうなの
そんなことあるの!?
と驚いている私たちを置いて。

ガソリンの給油の時もそうなんだけど
ジョージアって給油する人もドクターも何も言わずに去っていくもんで
え?もう終わってるの?終わったの?
ってしばらく取り残された感を感じることが多いんんだよねw

次は何日後に来てね
みたいな言葉もないままだったから
Natiaとの会話を思い出しつつ、多分1週間後くらいに来ればいっかと。

お会計は40ラリ(1600円 40円/ラリ計算)でした。

ひっきりなしにお客さんは来るし
Natiaは的確に診察&治療してくれたしオススメ!

ぽんちゃん早く元氣になってくれるといいな〜

Natia Beridze Vet Clinic
81-83 Shalva Nutsubidze St, Tbilisi

ABOUT ME
じゃっかんあるつ
はじめまして。じゃっかんあるつです。 有機農家のパートナーと2021年4月にジョージア🇬🇪へ子連れ移住しました!(娘は中2だけどジョージアでは中1)。ジョージアワイン大好き🍷娘がトビリシのWaldorf Schoolに通っています。 氣功整体師。旅にまつわることを発信中!