こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
ジョージアで楽しいことの1つはワイナリー訪問!
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クヴェヴリでワインをつくっているワイナリーに行くと
生産者からじっくり話を聞けたり、一緒に乾杯ができたり。
そもそもジョージアは日常生活の延長上にワインづくりがあったりするから
それを肌で感じたりできるのも醍醐味だったりします。
今回、お邪魔した「Antadze Winery」のNikiは
クヴェヴリでワインをつくっている生産者さんで
クヴェヴリワイン協会の立ち上げメンバーでもあります。
ワイナリーはコロナの影響もあってまだ観光客向けには開いていないけど
ガイドをしてくれた方とAntadze WineryのNikiが
以前から友達だということもあって、特別に見学させてもらうことができました。
「Antadze Winery」はカヘティ地方の中でもトビリシ寄りにあって
車で1時間ほど。
シグナギやグルジャニへ向かう道のだいぶ手前です。
Nikiはカヘティとトビリシを行ったり来たりする生活みたい。
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まず大歓迎してくれたのがNikiの愛犬「マーリー」。
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まだ子どものマーリーはやんちゃでめちゃくちゃ可愛い♡
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もう1匹、ノアはとても聡明で仲良しな2匹。
おんなじ顔w
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まずクヴェヴリが埋まっているマラニの中を見せてもらいました。
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ジョージアの他のクヴェヴリワイン生産者さんと同じく、とても落ち着いた口調で
話してくれるNiki。
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大きなクヴェヴリが埋まっています。
Nikiは2006年からワインをつくっているそう。
ぶどうを食べてみて、経験とインスピレーションでその後のアイデアやイメージが湧くんだ
と話してくれました。
Nikiはアーティスト肌の生産者さんっていうのがよくわかります。
クヴェヴリに入れてから自分ができるのは、温度調節くらいなんだよ。とも。
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今回クヴェヴリの状態がよくなくて、4.5tがダメになったと話していて
クヴェヴリのいい作り手が減っているんだって。
Nikiは淡々と話していたけれど
大規模でワインをつくっているわけではないNikiのような生産者にとって
4.5tのぶどうがワインとして世に出ずに終わってしまうというのは
いたたまれないし、結構な打撃だったのでは。
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ちなみにクヴェヴリは1リットルあたり90テトリ前後だそう。(約30円)
さてお待ちかねの試飲。
Nikiのワインは日本で飲んだことがなかったから楽しみ楽しみ。
とてもスムーズにワインを開けてくれるNiki。さすが。
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最初に飲んだのはルカツィテリ(RKATSITELI)
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やっぱりクヴェヴリのワインは力強い。カヘティのぶどうだから尚さら。
このルカツィテリ美味しいなあ
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赤はサペラヴィ。
カヘティのサペラヴィはザ・サペラヴィって感じで
力強さと飲みごたえのあるタンニン、滑らかな質感。
2017年のものがめちゃくちゃ美味しかった!
ああいう味がワインで出せるってミラクルだなあ。
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おつまみも用意してくれました。
このジョージアのチーズ、ワインにとても合うのです。
しかしこの豪快な切り方は日本人は真似できないなあ。
パンの隣に見える液体は、カヘティ地方のオイル。
ドライトマトと唐辛子が入っていてパンにつけるといくらでも食べれちゃう。
ワインを飲んでいると、Nikiが今読んでいるんだといって
この本を持ってきてくれました。
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ジョージア語で書いてあるけれど
福岡正信さんの「自然農法 わら一本の革命」です。
福岡正信さん
1913年2月2日、愛媛県伊予郡南山崎村(現伊予市)に生まれる。
現・岐阜大学応用生物科学部を卒業後、横浜税関の植物検査課に所属し、研究に没頭していた。
しかしながら、急性肺炎にかかり死の淵をさまよったのを機に
「この世には、何もない」と悟る。
地元・愛媛県に戻り農を通じて自然と向き合いながら、「不耕起 無肥料 無除草」を特徴とする
福岡正信流の自然農法の体現化を始めた。
また世界各国への歴訪を重ね、泥の中に植物の種子を入れて粘土団子状にする事により、
砂漠化を抑制する取り組みで世界的な評価を受けるとともに、
多くの書籍・詩・画を通じて「無」の境地の伝道に尽力した農哲学者である。
わら一本の革命は自然農法のバイブルとして
世界的にもめちゃくちゃ有名っていうのは知っていたけど
まさかジョージア語にまで翻訳されているとは!!
次はぶどう畑の見学です。
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マラニから歩いてすぐのところに畑が広がっています。
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さすがカヘティの日差しは強い!!
この日差しの強さが、ぶどうの味、ワインの味の強さになっています。
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Nikiのヴィンヤードは下草がわさわさ生えていてとても元氣。
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ぶどうの実!
お邪魔したのが5月後半だったから、もうだいぶ大きくなっているんじゃないかなあ。
大きくなったぶどう見たいなあ。
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畑を広げる計画があるんだって。
手伝いに来たい!と言うと、控えめな笑顔でありがとうと。
Nikiの奥さんがファブリカにワインバーをオープンしたそうで
これは行ってみなければなのです。