こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
昨年の夏はドイツをはじめ、ヨーロッパ各地で
ロストバゲージに悩まされましたね。
そんなドイツ、ケルンに本拠を置く
ドイツ最大の航空会社「ルフトハンザ航空」では、
荷物の追跡が可能なデジタル手荷物サービスなるものが登場しています。
今回は、そのデジタル手荷物サービスのことも含め
機内持ち込みと預け手荷物はどうなっているかシェア!
ちなみにこちらはエコノミー情報です。
目次
【ルフトハンザ航空】機内持ち込み手荷物
通常、機内持ち込み手荷物の重量を量られたり、チェックをされることはあまりないのですが、ルフトハンザ航空の場合は要注意です。
ルフトハンザWEBサイトより
ルフトハンザでは、航空機にご搭乗の際、お客様が手荷物規定を順守されているか確認させていただきますので予めご了承ください。大きすぎる手荷物または重量の超過した手荷物は、ゲートにて有料でお預かりし貨物室に積み込まれます。この場合、ゲートではチェックイン時よりも高い料金が課せられ、クレジットカードでのみお支払いいただけます。
ルフトハンザ航空の無料で機内に持ち込むことができる手荷物は以下のとおり。
※トローリーバッグ1個または折り畳み式のガーメントバッグ1個を持ち込むことができます。
重量
8Kg以内
(エコノミー、プレミアムエコノミークラスともに)
サイズ
機内持ち込み手荷物のサイズ: 55 x 40 x 23 cm以内
ガーメントバッグのサイズ: 57 x 54 x 15 cm以内
個数
上記サイズ以内の荷物と
以下のものを機内に持ち込むことができます。
※折り畳み式バギーは、規定の方法で折り畳んであり、ベビーカーとみなされない場合には、許容される機内持ち込み手荷物の範囲内で持ち込むことができます。
機内に持ち込む液体物、エアロゾル(煙霧体)およびジェル
EU内のフライトおよびEU諸国発の乗り継ぎ便(ドイツ国内線も含む)には機内持ち込み手荷物としての液体類持ち込みに以下の規定が適用されます。
・液体およびジェル状の製品は、100 ml以下の容器に入った物に限り持ち込むことができる。(容器に記載の容量)。
・1人につき、再封可能かつ透明なビニール袋(最大 容量1リットル)1袋分のみ持ち込むことができる。
・このビニール袋は、手荷物検査の際、他の手荷物とは別に提示すること。
・EU圏外の国際空港または航空機の機内で購入した液体物の免税品は、EU圏内の空港で乗り継ぎ便を利用する場合、認定されている不正開封防止袋に入れた状態での輸送が可能。袋には領収書が同封され、販売店によって密封されている必要がある。
・医薬品と特別食(ベビーフードなど)は、上記ビニール袋とは別に持ち込むことができる。同じく保安検査の際に別途提示すること。
【ルフトハンザ航空】預け入れ手荷物
ルフトハンザWEBサイトより
手荷物には空港でお預けになる前にお客様のご氏名と(携帯)電話番号が記載された手荷物タグやラベルを内側と外側に必ずお付けください。手荷物タグまたはラベルはチェックインカウンターで無料で配布しています。
手荷物のサイズ
預ける手荷物はどれも、3辺の合計が158センチ以下の必要があります。
手荷物許容量の計算はこちら
無料預け手荷物の重量
エコノミークラシック & フレックス
1個の預け手荷物は23Kg以内
※エコノミーライト運賃の場合は機内持ち込み手荷物のみ
(ただし、23kgまでの手荷物を有料でオンラインで追加予約することができます)
乳幼児と子どもの無料受託手荷物
・乳幼児(0~2歳)の場合は、最大23kg、158cm(縦+横+高さ)のサイズの手荷物1個を無料預けることができます。
(ただしエコノミーライト運賃を除く)
・2歳以上の場合には、どの搭乗クラスでも大人と同じ無料受託手荷物許容量が適用されます。
【ルフトハンザ航空】デジタル手荷物サービス
ルフトハンザアプリによるデジタル手荷物サービスでは、旅行中いつでも荷物の現在地が把握できて便利です。
ルフトハンザアプリでできること
手荷物引換証と手荷物ステータスの確認
・チェックインカウンターまたは手荷物自動預かり機で手荷物を預けるとすぐに、モバイル搭乗券から手荷物引換証と手荷物ステータスを確認することができます。
・手荷物引換証はルフトハンザアプリのプッシュ通知および/またはEメールで送信されます。
手荷物のターンテーブル案内
・目的地への到着後、スマートフォンのプッシュ通知で、手荷物をどのターンテーブルで受け取れるかが分かります。
(フランクフルト、ハンブルク、ミュンヘン、シュトゥットガルト、ミラノなどの空港で利用可能)
ルフトハンザアプリをダウンロードする
ホームタグ
空港で手荷物に手荷物タグを付けて登録を行うかわりに、対象となる路線では自宅でタグの用意ができます。
ホームタグの使用方法
ホームタグは5ステップで自宅で用意できます。
(EU内での出発の場合は、適用法に基づきタグがカラー印刷されている必要があります。)
1.lufthansa.comでオンラインチェックインを行う。
2.フライトの際の座席を指定する。
3.手荷物の個数を入力する。
4.希望の渡航書類(搭乗券あるいは旅客控え)と手荷物に付けるホームタグを印刷する。
5.ホームタグはホルダーに入れて手荷物にしっかり取り付ける。ホルダーはルフトハンザの手荷物カウンターにて無料で配布している。
ホームタグのメリット
・空港で手荷物に手荷物タグを付けて登録を行うかわりに、対象となる路線ではご自宅でタグの用意ができる。
・ホームタグを使えば手荷物自動預かり機での手続きがさらにスピーディになり、手荷物カウンターで長い時間待つ必要がない。
・通常必要な搭乗券との照合も不要になる。
電子タグ
電子タグを利用すると、自宅でも外出先でも、フライトに必要な手荷物タグを自分で簡単に手荷物に付けられます。これらはすべてデジタルな手続きです。
電子タグを利用するには
・ルフトハンザ便にチェックイン済みであること
・電子タグ(BAGTAG社のアプリをスマートフォンにダウンロードまたは電子タグ内蔵のRIMOWAスーツケースに設定)の使用が必要
・手荷物をアプリでチェックインし、空港では素早く手荷物を預けることができる
BAGTAGアプリのダウンロード
【ルフトハンザ航空】手荷物自動預かり機での手荷物預け入れ
・手荷物の預け入れのために手荷物自動預かり機を用意している空港があります。
・搭乗券をモバイル、またはオンラインで発行後、手荷物自動預かり機を使って自分で簡単に手荷物を預けることができます。
手荷物自動預かり機の設置場所
フランクフルト空港
出発ホールAのカウンター260~277番および出発ホールBのカウンター453~461番にある
ミュンヘン空港
ターミナル2の出発レベルに設置しています
さらにルフトハンザのエコノミークラスのチェックインエリアの中央、駐車場P20の乗用車乗り入れ口の両脇、さらにタクシーとバスの乗り入れ口にもある
ハンブルク空港
ターミナル1の3番チェックイン列、ならびに7番と8番チェックイン列の間” にある
ジュネーブ空港
チェックインカウンター78~83に設置されている
ウィーン空港
ターミナル3のチェックインカウンター301~399にある
手荷物自動預かり機の利用方法
1.搭乗券のバーコードをスキャナーの上に置きます。モバイル搭乗券を利用の場合は、携帯電話のバックライトが点灯している状態であるよう気をつけること
2.画面上に表示された予約内容を確認し、問題がなければ、「手荷物を預け入れる」を押す
3.最初の手荷物をベルトコンベアの上に置く
4.すぐに貼ることのできる手荷物タグが自動的に印刷される
5.タグを手荷物に付ける
6.手荷物の輸送を確定する。運賃あるいはステータスによっては、さらに多くの手荷物のお預け入れが可能
7.最後に、預けた手荷物の引換証が印刷される。手荷物を目的地で無事に受け取るまで、引換証は大事に保管すること
【ルフトハンザ航空】預け手荷物を追跡するには
手荷物捜索の状況については参照番号(PIR番号、例 FRALH12345)を使って オンラインで確認できます。
手荷物追跡状況はこちらから確認
【ルフトハンザ航空】超過手荷物
超過・特殊手荷物には一律料金が適用されます。
これは無料受託手荷物の許容量を超えるスポーツ用品も該当します。
エコノミー/プレミアムエコノミークラスにおける超過手荷物とは、23kgを超えるもの(最大32kgまで)。
さらに/またはサイズが158cm(縦+横+高さの合計)より大きく、最大292cmまでのものを指します。
手荷物許容量の計算はこちら
超過手荷物の予約方法
・利用する旅行会社で予約
・ルフトハンザ サービスセンターに予約コードとともに予約(早めに予約する方がいい)
・予約の管理より、自身で追加予約
【ルフトハンザ航空】電子タバコなど
リチウム電池で動作する、電子タバコおよび類似の噴霧器(Eタバコ、Eパイプなど)
受託手荷物:不可
機内持ち込み手荷物:可(機内での使用、充電は禁止されている)
航空会社の許可:不要
※インドなど一部の国では、電子タバコの持ち込みが禁止されています。
【ルフトハンザ航空】ペット
・ペットは、種類、重さ、大きさ、および国ごとの規定に応じ有料で、追加の機内持ち込み手荷物として客室で、または超過手荷物として機内の空調の整った貨物室で輸送することができる。
・ルフトハンザカーゴではこれらおよびその他の種類のペットの航空貨物としての輸送をすることができる。
・補助犬には特別規定が適用される。
小型の犬・猫の客室輸送(機内持ち込み手荷物として)の申込
・輸送容器の重さも含めて8kg以下の小型の犬および猫に限る
・特定の条件を満たしていること
・フライト出発時刻の72時間前までに申し込むこと
条件はこちらで要チェック
申込はこちらから
大型の犬・猫の貨物輸送(超過手荷物として)の申込
・輸送容器の重さも含めて8kgを超える犬および猫が対象
・特定の条件を満たせば、超過手荷物として利用可能
・空調の整った機内の貨物室での輸送が可能
・フライト出発時刻の72時間前までに申し込むこと
条件はこちらで要チェック
その他のペット輸送に関する詳細はこちらのページで
【ルフトハンザ航空】スポーツ用品
無料受託手荷物許容量を超過しているスポーツ用品には、スポーツ用品の一律料金がかかります。
スポーツ用品を預けるための予約
・貨物室の容量の関係で制限があるので、できる限り早めの予約を勧められている。
・遅くともフライト出発時刻の24時間前までに申し込むこと。
・旅行会社または以下のオンラインフォームで申し込むこと。
スポーツ用品を預けるための料金
・スポーツ用品が無料受託手荷物許容量を超えた場合に発生する一律料金は、空港のルフトハンザ サービスカウンターにて支払う。
・無料受託手荷物許容量および搭乗クラスによる重量制限を超過しているが、手荷物の最大重量制限32kgを超過していないスポーツ用手荷物に対しては、該当する「スポーツ用品の一律料金」が適用される。
・スポーツ用手荷物が スポーツ用品の規定に含まれていない場合、その輸送には「超過手荷物の一律料金」が適用されます。
手荷物許容量の計算はこちら
スポーツ用品の詳細はこちらで確認
【ルフトハンザ航空】楽器
楽器を機内持ち込み手荷物として輸送するには、特別な規定が適用されます。
・楽器は客室に持ち込むことができる。
・重量とサイズによって、機内持ち込み手荷物とみなされる場合と、楽器用に追加座席1席分の航空券を用意する必要がある場合がある。
・または、楽器を追加の受託手荷物として預けることもできる。
・楽器は、なるべく動かないように固定し、パッドがしっかり入ったハードケースに梱包すること。
・機内持ち込み手荷物として受け付けられない楽器も同様で、その場合、直前に貨物室に積み込む必要がある。
・従来の搬送用ケースは航空輸送に適していない。
機内に持ち込む場合
無料で機内に持ち込むことができるもの
・サイズが55 x 40 x 23 cm (高さ + 横 + 縦)まで
・重量 8 kg 以内
※この場合、楽器は通常の機内持ち込み手荷物1個分として数えられるので、さらに1個、機内持ち込み手荷物を持ち込むことはできません。
楽器用に追加で座席を予約する場合
・楽器が、サイズ55 x 40 x 23 cmを上回る場合、追加で1席分、楽器用に航空券を購入する必要がある
・この場合のご予約は、ご自身の航空券と一緒に行うこと(ルフトハンザサービスセンターに連絡)
・楽器用の航空券料金は、利用可能な運賃によって変わる
・客室に持ち込む楽器用に航空券を追加予約する場合、次のサイズと重量を超えないことが条件となる:
155 x 42 x 25 cm (高さ+横+縦):楽器を客室内に置く場合
110 x 42 x 50 cm (高さ+横+縦):楽器を追加のお座席に固定して置く場合
最大重量は75 kg
追加の預け手荷物として預ける場合
・楽器は、超過手荷物のサイズに準拠している場合、追加の手荷物として預けることもできる
・利用便で許容されるサイズと重量の制限については、手荷物計算サービスで確認することができる
手荷物許容量の計算はこちら