こんにちは!じゃっかんあるつ(@cosmicalz)です。
ちょうど1年前にノマド的に滞在できるビザや一時滞在許可証がある国を
まとめたことがあって
その頃よりもだいぶ増えてきているのでまとめ直しました。
今回は古い情報も刷新して、全部で19カ国・地域。
ここからもっと増えていくんじゃないかな。
※2021年11月26日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2022年5月22日に再度公開しました。
さあいってみよー!
◎日本出国時に必要なPCR検査の最安情報

もくじ
- ①生活コストが低い!ワイン発祥の地「ジョージア🇬🇪」
- ②意外と要件もハードルが低い「クロアチア🇭🇷」
- ③デジタル国家に住んでみる「エストニア🇪🇪」
- ④永住権にも繋がるビザ「ポルトガル🇵🇹」
- ⑤永住権にも繋がるビザ「スペイン🇪🇸」
- ⑥英語が公用語の「マルタ🇲🇹」の滞在許可証
- ⑦2022年開始!地中海のリゾート「キプロス🇨🇾」
- ⑧EU加盟申請をしているおもしろ国家「アルバニア🇦🇱」
- ⑨収入要件のハードルが低い「ルーマニア🇷🇴」
- ⑩フリーランサービザ「チェコ共和国🇨🇿
- ⑪永住権にも繋がる一時滞在許可「モンテネグロ🇲🇪」
- ⑫特別観光ビザで長期滞在「タイ🇹🇭」
- ⑬観光ビザで最大270日滞在「スリランカ🇱🇰」
- ⑭滞在中の所得税が免除「コスタリカ🇨🇷」
- ⑮リゾートアイランドでノマド「バルバドス🇧🇧」
- ⑯海外セレブが集うアイランド「バミューダ🇧🇲」
- ⑰180日を超えて滞在したい人向け「メキシコ🇲🇽」
- ⑱リモートワーカー向けプログラム「ドバイ」
- ⑲インド洋に浮かぶ自然豊かな島国「モーリシャス🇲🇺」
- 対象からはずれた国
①生活コストが低い!ワイン発祥の地「ジョージア🇬🇪」
まずはジョージア。
このサイトでいろいろ紹介しているとおり、ジョージア面白い国です。

ジョージア移住に興味あるし、面白そうな国だけど行ったことないからな〜。
という友人もいて。
移住するなら一度様子を見に行きたいっていう氣持ち、とーってもよくわかります。
特にご家族で考えている場合。
でも最近日本人がとっても増えていて、子連れのご家族もちらほら。
子どもが一緒の場合、一番氣がかりなのが
幼稚園や学校ですよね。

我が家は現地のWaldorf schoolに通っていますが
インターナショナルスクールに通っているコや現地の公立学校に通っているコもいます。
以前必要だった8日間の隔離もなくなり、
必要なものといえばPCR陰性証明書orワクチン接種証明書のみ。
(2022年5月22日現在)

そう!それだけで住み始めることができるのです。
ノービザで1年間滞在できるのは
世界でジョージアのみ!
②意外と要件もハードルが低い「クロアチア🇭🇷」
クロアチアでも去年にノマド向けビザがスタートしました。
EUの中でも物価が安く、あったかくて過ごしやすい自然が美しい国。
要件もそんなにハードルが高くないから現実的!
1人の場合=12ヶ月間最低28,800クーナ必要(約49万円)※1クーナ16.8円
夫婦の場合や扶養家族がいる場合は追加で必要
最長1年間滞在できます。

③デジタル国家に住んでみる「エストニア🇪🇪」
デジタル国家だけあって、ビザの名前も「Digital nomad visa」
エストニアで働きながら最長1年間住むことができます。
ある程度の稼ぎがあることが条件このビザ。
でも到着後に隔離がないのは嬉しい。
(ワクチン未接種の場合は10日間の移動制限あり 2022年5月20日現在)
タリンの街並みとかステキなんだよね〜
ああいう環境で働くこと想像したらちょっとアガるな。
エストニアは家賃や通信費は日本と比べると安くて
外食費が結構かかるそう。
自炊生活ならそこまで大変じゃないのかも。
こちらも申請はシンプル
・月々の収入が3,504ユーロ(税引き後)以上必要(約43万円)*123円/ユーロ計算

④永住権にも繋がるビザ「ポルトガル🇵🇹」
ポルトガルの「D7」ビザ。
このビザが通った後、現地に到着してから滞在許可を申請するのがちょっとハードル高いけど
永住権にも繋がるビザです。
ポルトガルの首都のリスボンは家賃が高めだけど、他にもステキな街があるから
いろいろ探してみるのも楽しそー。
収入要件が低めなのも嬉しい。(とはいえ、多い方が通りやすいようです)
・700ユーロ/月以上の収入(9万円弱)*123円/ユーロ計算
・保険に加入していること

⑤永住権にも繋がるビザ「スペイン🇪🇸」
スペインの「The Non-Lucrative Visa」
こちらも永住権に繋がるビザです。
1年間滞在できて延長が可能。
スペインもとーってもステキな国だから、
ある程度ノマドで生活できている人にはおすすめだな〜
・年間26,000ユーロ以上の収入があること。(320万円弱)*123円/ユーロ計算
(家族がいる場合は1名につき+約6,500ユーロの資金源を証明すること)
・スペインで使用できる医療保険に加入
・必要な健康診断に合格していること。

⑥英語が公用語の「マルタ🇲🇹」の滞在許可証
地中海の宝石として称賛されているマルタ。
イタリアのさらに南の地中海に浮かぶ島です。
多くの外国人が住んでいることもあり、デジタルノマド向けの環境が整っています。
この滞在許可証があれば、最長1年まで選択することができ、
毎年更新することもできます。
月収が2,700ユーロ(税抜き:約350,000円)以上あること
という要件がちょっとハードル高めかな。
ただ、滞在許可証の申請に配偶者と未成年の子どもを含めることができます。
素敵なことにマルタは同性間の結婚を認めているので、
同性のパートナーがいる場合、一緒に申請することができます。

⑦2022年開始!地中海のリゾート「キプロス🇨🇾」
2022年に開始した、キプロスのデジタルノマドビザ。
少し所得要件のハードルが高めですが、家族も同伴できます。
収入要件:月額3.500ユーロ(約451,500円)
(配偶者がいる場合は20%、子どもごとに15%増加する)
ただし、利用可能なビザ数が限られていて
当初は100だったものが現在は500に増えたとのこと。
実際行ってみましたが、氣候よし、食べ物よし、治安良しとなかなか住み心地が良さそうな国です。


⑧EU加盟申請をしているおもしろ国家「アルバニア🇦🇱」
アルバニアは、ギリシャの北側に位置する「ヨーロッパ唯一のイスラム国家」。
とはいえ、共産主義時代に「無神国家」政策が推し進められたから、
7割がイスラム教とはいえとてもユルいそうで
お酒もめちゃ飲むんだって。
2014年、EU加盟候補国のひとつとなったアルバニア。
2020年には加盟交渉開始を承認されました。
アルバニアのデジタルノマドビザは、
1年間の許可証を申請し、2年目の延長、5年目の延長、
そして最終的には永住権の取得を申請することができます。

⑨収入要件のハードルが低い「ルーマニア🇷🇴」
生活費が安く高速インターネットが広く利用できるため、
デジタルノマド民の間ですでに人気のあるルーマニア。
こちらのノマドビザはまだ始まっていませんが
収入要件の低さで注目されています。

⑩フリーランサービザ「チェコ共和国🇨🇿
チェコ共和国のフリーランサービザ「Zivno」
こちら有効期限は1年で延長も可能。
要件の中の
「チェコ共和国に関連する実際の事業計画があることを証明する必要がある」
ってのがちょっとハードル高いよね。
少なくとも1年間の宿泊施設を手配したことの証明(家主が署名)も必要です。

⑪永住権にも繋がる一時滞在許可「モンテネグロ🇲🇪」
バルカン半島にある小さい国の1つであるモンテネグロ。
アドリア海を臨む風光明媚なリゾート地として知られています。
こちらの一時滞在許可は、最大1年間モンテネグロに滞在することができます。
その後延長も可能で永住権にも繋がるものになります。
外国人が一時滞在許可を申請する最も一般的な方法の1つは、
モンテネグロで会社を設立すること。
えええ大変そう!と思いきや、プロセスはシンプル。
とはいえ全ての手続きがモンテネグロ語で行われるので、
専門の代理店やコンサルタントに手続きを手伝ってもらうのが現実的かもしれません。
モンテネグロはEUへの加盟交渉を既に進めていて、
2025年にも加盟できる可能性があるとされています。

⑫特別観光ビザで長期滞在「タイ🇹🇭」
「Special Tourist Visa」
特別観光ビザで最長270日間滞在が可能です。
このビザ、コロナの低リスク国に限定されていましたが
10月からそれも撤廃。
すべての国・地域が対象となっています。
名前の通り観光ビザなので、収入要件などはナシ。
必要書類が結構あります。

⑬観光ビザで最大270日滞在「スリランカ🇱🇰」
有料にはなるけど、270日滞在できるっていうのは魅力!
ワクチン未接種の場合は入国後7日間の隔離あり

⑭滞在中の所得税が免除「コスタリカ🇨🇷」
近々デジタルノマド用のビザが始まる予定のコスタリカ。
最大2年間滞在できて、滞在中の所得税は免除と
ノマド民には好条件。
ただし、最低所得要件が他の国と比べて高いです。
月額$3000(約330,000円)の収入を証明すること(家族と一緒に旅行する場合は5,000ドル以上)

⑮リゾートアイランドでノマド「バルバドス🇧🇧」
カリブ海のバルバドスに最長1年間滞在できるビザ。
「12 Month Barbados Welcome Stamp」
このビザ、申請に21万円かかるというビックリ価格なのです。
しかも収入要件もお高め。
お金はあるから海の近くに住みたいって人向け?
・最低でも年間50,000ドルの収入が必要(520万円)*104円/ドル計算

⑯海外セレブが集うアイランド「バミューダ🇧🇲」
「Work From Bermuda」というビザ。
最長1年間滞在が可能です。(延長できるケースもあり)
バミューダはイギリスの海外領。
世界一物価が高い国と呼ばれているバミューダだけど、リゾートアイランド氣分は存分に味わえるはず。
申請から承認まで5営業日と、かなりスピーディー。
・必要な旅行保険に加入していること。
・必要な収入額は不明

⑰180日を超えて滞在したい人向け「メキシコ🇲🇽」
メキシコの一時滞在ビザ「Temporary Resident Visa」は最長4年間滞在できます。
メキシコは観光ビザで180日間滞在できるし、一度国外に出ればもう一度180日間スタート!
ってできる国だけど、永住権に繋がるビザになるから、
メキシコが氣にいって長く滞在したいっていう人にはおすすめです。
要件は以下のどちらか
・銀行全体の残高が27,000米ドル(約280万円)
・月収が1,620米ドル(約17万円弱)を超えていること

⑱リモートワーカー向けプログラム「ドバイ」
アラブ首長国連邦の中の首長国の1つドバイで発表されたリモートワーカー向けプログラム
「one-year virtual working programme」
ドバイは所得税がかかりません。
法人税も存在しているけど徴収されないらしいし、相続税なんかもかからない国。
消費税は2018年にスタートしました。
このプログラム、申請自体は難しくなさそうだけど
・月に少なくとも5000ドル(約52万円)の収入があること。
っていう要件がハードル高め。

⑲インド洋に浮かぶ自然豊かな島国「モーリシャス🇲🇺」
モーリシャスの「premium travel visa」
1年間有効のプレミアムトラベルビザです。
更新も可能。
要件は
・モーリシャスでの滞在費用または雇用契約を満たすための資金の証明
・長期滞在計画の証明(宿泊施設の予約など)
オンライン申請で平日は48時間以内に承認されるというかなりのスピード感。
到着日、到着後7日目と14日目にPCR検査が必要で
さらに14日間の隔離があるから結構がっちし。

対象からはずれた国
ケイマン諸島
調べ始めた途端、サイトを閉じましたよ、私。
最低年間$100,000の収入(日本円で1千万超え)が必要なのですー。
アンティグア・バーブーダ
カリブ海に浮かぶ小さな島国。
2年間滞在できるノマド向けビザです。
高級なリゾート地な反面、エネルギーに乏しい国で頻繁に停電があるとのこと。